「Honda 歩行アシスト」が欧州における医療機器の認証を取得
  ~当機構によるISO 13482に基づく認証を活用~

2018年1月18日
一般財団法人日本品質保証機構

当機構が生活支援ロボットの安全性国際規格(ISO 13482)に基づいて認証を行った本田技研工業株式会社の「Honda 歩行アシスト」は、2017年12月18日、ドイツの第三者認証機関であるTÜV NORD CERT GmbH(本部:ドイツ・ハノーバー)より、欧州医療機器指令(MDD:Medical Device Directive)に適合していることを認証されました。

当機構は、2017年2月23日、TÜV NORD CERT GmbHと戦略的パートナーシップ協定を締結いたしました。この協定により、ISO 13482認証結果を活用した医療機器のCEマーキング(欧州MDD)対応サポートを実施してまいりました。

今回の認証は、当機構のサポートのもとISO 13482を活用し、TÜV NORD CERT GmbHによって審査・承認された初めての医療機器のCEマーキング(欧州MDD)の認証となります。

当機構は、ISO 13482の国内審議委員会等において国際標準化提案活動に参加するとともに、経済産業省の支援のもと、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が実施する「生活支援ロボット実用化プロジェクト」および国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)が実施している「ロボット介護機器開発・導入促進事業」に参加し、同製品分野における安全評価・認証手法を開発してきました。今回の認証には、両プロジェクトの成果が活用されています。

今後も当機構では、TÜV NORD CERT GmbHとの連携による、お客さまの欧州市場展開へのサポートを実施してまいります。ご興味のある方は、下記お問い合わせ先までご連絡ください。

本田技研工業株式会社 執行役員 奥田 克久様(写真中央)TUV NORD CERT GmbH Executive Vice President Mr. Wolfgang Wielputz(写真右)一般財団法人日本品質保証機構 理事長 小林 憲明(写真左)

本田技研工業株式会社 執行役員 奥田 克久様(写真中央)
TÜV NORD CERT GmbH Executive Vice President Mr. Wolfgang Wielpütz(写真右)
一般財団法人日本品質保証機構 理事長 小林 憲明(写真左)

Honda歩行アシスト

Honda 歩行アシスト