世界初、制御システムに関するセキュリティマネジメントシステムの認証体制が確立
〜JQAは認証機関として認定を取得し、三菱化学エンジニアリングを認証〜

2014年4月25日
一般財団法人日本品質保証機構

当機構は、制御システムに関するセキュリティマネジメントシステム(CSMS)の認証機関として、一般財団法人 日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)より認定を取得しました。また、4月25日、三菱化学エンジニアリング株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:福村龍二)をCSMS基準にのっとり認証しました。CSMSに関する認定取得および第三者認証の実施はそれぞれ世界初(当機構調べ)です。

当機構のCSMSマーク当機構のCSMS認証マーク

三菱化学エンジニアリング株式会社池田正栄理事技術本部制御情報システム部長(左)と当機構理事福井安広三菱化学エンジニアリング株式会社
池田 正栄 理事 技術本部制御情報システム部長(左)と当機構理事 福井安広

電力、ガス、石油化学プラントなど社会を支える重要なインフラを制御するシステムのセキュリティを確保することは、情報技術やネットワーク技術の進展に伴いサイバー攻撃の脅威が増すなか、喫緊の課題となっています。こうした状況において、国際標準化機関である国際電気標準会議(IEC)は、制御システムの製造やオペレーションを行う企業がセキュリティに関して取り組むべき組織マネジメントについて規定した国際標準IEC 62443-2-1(CSMS基準)を2010年に定めています。

当機構は、経済産業省の平成24年度補正予算事業「グローバル認証基盤整備事業」に参画し、IEC 62443-2-1を活用した制御システム分野でのセキュリティマネジメントシステム認証制度の検討を進めてまいりました。その成果として、当機構の認定取得と三菱化学エンジニアリング株式会社の認証に至りました。

CSMS認証を取得することで、社内のセキュリティガイドラインの改善や、社員の意識や取り組みの向上などにより、制御システムに関するセキュリティ対策の持続的な向上が期待できます。また、取引先に対しても、自社の制御システムに関するセキュリティマネジメントシステムが、国際標準に適合していることを客観的に示すことができます。

今後、制御システムの製造やオペレーションを行う多くの企業がCSMS認証を取得することで、社会全体の制御システムのセキュリティ対策が持続的に向上するよう、CSMSの普及に努めてまいります。

※CSMS:
Cyber Security Management System for IACS (Industrial Automation and Control System)
制御システムに関するセキュリティマネジメントシステム

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