アジアネットワークフォーラム(ANF)データ相互受け入れ(MDR)プログラム開始

2015年2月23日
一般財団法人日本品質保証機構

当機構が参加するアジアネットワークフォーラム(ANF)※1において、部品分野におけるデータ相互受け入れ(MDR: Mutual Data Recognition)※2プログラムがANF総会(2014年12月、中国 成都で開催)にて承認されました。
まずは、モーター(IEC60950-1に基づく)およびバリスター(IEC60950-1およびIEC60065に基づく)についてMDRを開始いたします。引き続き、他の部品についても拡大が予定されております。
お客さまにおかれましては、各国の認証取得費用および納期を大幅に削減できるプログラムとなります。ぜひご活用ください。

ANF MDRの詳細

認証機関/試験機関 モーター バリスター 受け入れ認証制度
受け入れ 発行 受け入れ 発行
CQC(中国) CQC 認証(製品/部品)
ETC(台湾) RPC 認証(製品)
KTL(韓国) KC マーク認証(製品)
TUV-SUD PSB
(シンガポール)
PSB製品リスティングサービス(製品/部品)
QUATEST3(ベトナム)
当機構(日本) S-JQA 認証(製品/部品)
  • ※1 アジアネットワークフォーラム(ANF):
    アジアの6認証機関/試験機関(CQC/中国、KTL/韓国、ETC/台湾、TUV SUD PSB/シンガポールQUATEST3/ベトナムおよび当機構)で構成され、アジア市場での「ワン・ストップ」試験および認証サービスの提供を目的の一つとして活動している。
  • ※2 データ相互受け入れ (MDR: Mutual Data Recognition):
    ANFメンバー間においてメンバーが発行した試験レポートは、上記、各国の製品または部品の認証制度の認証取得の際、再試験を行うことなく受け入れられる。