台湾RPC規制対象品目の追加(外部投影式プロジェクター他)

2015年10月26日
一般財団法人日本品質保証機構

2015年9月10日付、台湾・経済部 標準検験局(BSMI)第10430003821号公告において、従来対象となっていた内部投影式プロジェクターに加え、新たに外部投影式プロジェクターが台湾RPCの対象製品として追加されることが予告されました。また、この公告では他にインターネット接続マルチメディア機器(無線接続を含む)も追加されています。

製 品 適用規格 適用モジュール
外部投影式プロジェクター CNS 14336-1、CNS 13438 あるいは、
CNS 14408、CNS 13439
CNS 15663第5節(含有表示)
2+4、2+5 または 2+7
インターネット接続マルチメディア機器
(無線接続を含む)
同上 同上

現在のところ、発効日は未定ですが、12月頃に正式な公告が公布される見通しです。発効日以降は、RPC認証を取得していない上記製品は、台湾国内での出荷・販売が認められず台湾への輸出も行えなくなります。

当機構は正式な公告が公布され次第、上記製品をMRA認定範囲内の品目に追加する予定です。ぜひ当機構の日台MRAに基づく台湾商品検験法の適合性評価業務をご利用くださいますようお願い申し上げます。
試験につきましては、当機構の試験所はすでにBSMIとTAFの認定を受けており、上記適用規格の有効な試験レポートを発行可能です。適用開始が近づくにつれて申請の混雑が予想されます。上記対象製品の台湾への輸出をご検討のお客さまは、お早めにお問い合わせ、ご相談くださいますようお願い申し上げます。

※CNS 14336-1はIEC 60950-1と整合、CNS 14408はIEC 60065と整合
CNS 13438はCIS PR22と整合、CNS 13439はCISPR 13と整合
CNS 15663:RoHS有害物質の表示