ベラルーシ —エネルギー効率および無線通信機器の強制認証制度がスタート

2016年12月26日
一般財団法人日本品質保証機構

ベラルーシ政府は、2016年10月21日付けで「ベラルーシ共和国閣僚会議決議番号849(Resolution of the Council of Ministers of Republic of Belarus No.:849)」を発行しました。

ベラルーシにてエネルギー効率および無線通信機器にかかわる強制認証制度がスタートし、対象となる製品は2017年2月1日以降、ベラルーシの認証機関が発行する適合承認が必須となります。

無線通信機器にかかわる認証

認証方式は、「認証(Certificate)」と「適合宣言(Declaration)」の2つがあり、製品により適用される認証方式が規定されています。
詳細につきましては、下記資料「ベラルーシ —エネルギー効率および無線通信機器の強制認証制度について」の10項をご確認ください。
なお、「適合宣言(Declaration)」が適用される製品であっても、「認証(Certificate)」を取得することが可能です。

エネルギー効率にかかわる認証

認証方式は、「認証(Certificate)」と「適合宣言(Declaration)」の2つがあります。
「適合宣言(Declaration)」が適用されるモーターを除き、「認証(Certificate)」が適用されます。
冷蔵庫、テレビ、モニターなどの家電機器、AV機器およびIT機器が規制の対象となっています。なお、2017年2月1日以降も段階的に対象品目の拡大が予定されています。

  • 2017年4月1日以降: 12KWまでのエアコンおよび外部電源
  • 2017年9月1日以降: 食洗機、洗濯機および乾燥機
詳細につきましては、下記資料「ベラルーシ —エネルギー効率および無線通信機器の強制認証制度について」の3項および4項をご確認ください。

なお、当機構は、ベラルーシの認証機関であるBELLIS(BELLIS Testing and Certification of Home Appliances and Industrial Products JSC)と業務提携契約を締結し、ベラルーシの認証取得について迅速で確実なサポートサービスを提供しております。認証制度がスタートする2017年2月の直前は、現地試験所の混雑・混乱が予想されますので、お早目の申請手続きをお勧めいたします。ぜひ、この機会に当機構のベラルーシ認証取得サービスをご利用ください。

また、当機構では、BELLISによる「EAC(Eurasian Conformity)マーク認証制度」の認証取得サービスも提供しております。全ての試験、工場調査および申請手続きを日本で完了させることができます。ロシア、ベラルーシ、カザフスタン、アルメニア共和国およびキルギス共和国に電気製品を輸出される皆さまは、併せて当機構のサービスをご利用ください。