カンボジア子ども環境教育を実施

2015年9月18日
一般財団法人日本品質保証機構

当機構は、「カンボジア子ども環境教育」を、世界文化遺産アンコールワット遺跡群があるシェムリアップ州のスワイ・チェク小学校の5、6年生を対象に、アプサラ機構、シェムリアップ州教育スポーツ局の協力を得て、2015年9月2日に行いました。

この地域は、世界文化遺産を観ようと世界各地から訪れる観光客が年々増加し、また、ホテルや飲食店が乱立し、それに伴い交通量増加など環境負荷が増大しています。環境悪化を未然防止するためには、地域住民の協力(意識向上)が不可欠ですが、カンボジア国民の環境意識はまだ十分とはいえません。

当機構が行う「カンボジア子ども環境教育」は、ISO 14001規格の基礎となるPDCA(Plan-Do-Check-Act)手法を取り入れています。子どもたちが自ら身の周りの環境問題を認識し、それを解決するための改善策を計画・実行、結果を分析評価し、次のPDCAを行うことで、さまざまな環境問題を個々の力で解決できるようになることを目指しています。

当機構は今後も現地の子どもたちへの環境教育を実施し、地域住民の環境意識の向上をサポートしていきます。

なお、当機構の取り組みについて、世界文化遺産アンコールワット遺跡群を管理する、アプサラ機構のホームページで紹介されました。


※日カンボジア絆増進事業ロゴマーク:
在カンボジア日本国大使館が日本とカンボジアの関係強化を目的に募集しているもの。
当機構は「カンボジア子ども環境教育」を申請し、2014年に引き続き認定されました。