エコリーフ/カーボンフットプリント(CFP)

カーボンフットプリント(CFP)とは、商品やサービスのライフサイクル全般(原材料調達から廃棄・リサイクルまで)で排出された温室効果ガス(GHG)の量を、CO2量に換算し、商品やサービスに表示し「見える化」するものです。当機構は、このカーボンフットプリントの検証技術開発に積極的に取り組んでまいりました。

カーボンフットプリントは、2007年にイギリスが先行して制度を導入し、その後、フランスやドイツ、韓国等でも取り組みが開始されるなど、GHG排出量を削減するツールの一つとして国際的に注目されています。国内では、経済産業省が中心になってカーボンフットプリントに関する各種ルール作りや試行事業を開始するなど、制度の導入を進めてきました。

カーボンフットプリントの普及が進むことによって、事業者と消費者の双方による相乗的なGHG排出量の削減につながるとともに、事業者と消費者のそれぞれに次のような動きが促進されると期待されています。

カーボンフットプリントの例(缶飲料)
カーボンフットプリントの例(缶飲料)