令和2年度産業標準化事業表彰・産業技術環境局長表彰を受賞

2020年10月1日
一般財団法人日本品質保証機構

このたび、当機構の職員が、ISO/CASCO※1およびIEC/SyCへの貢献により、令和2年度「産業標準化事業表彰の産業技術環境局長表彰」を受賞いたしました。

経済産業省では、日本の産業の発展に資するため、世界で通用する国際標準化人材の育成、我が国における産業標準および適合性評価活動の促進を図ることを目的に、毎年10月を「産業標準化月間」として産業標準化表彰を実施しています。

今回の受賞では、ISO/CASCOにおけるWG(Working Group)49のISO 17000(適合性評価 - 用語および一般原理)の改正および、WG52のISO/TR 17032(適合性評価 - プロセス認証スキームのガイドラインおよび例)のエキスパートとして各国の意見を分析するとともに、国内でも関係組織へのヒアリングを行い国際規格への反映に貢献したこと、さらに、IEC/SyC AAL※2のWG3(適合性評価)においても、日本の意見の反映に尽力したことが高く評価されました。

  • ※1 ISO/CASCO(Conformity on Conformity Assessment:
    適合性評価委員会)。ISO理事会に直属する政策開発委員会の一つで、適合性評価に関する方針の立案と適合性評価の手続きおよび適合性評価機関に対する要求事項等を定めた規格の策定の役割を担っている委員会。
  • ※2 IEC/SyC AAL(IEC System Committee Active Assisted Living:
    高齢社会対応標準化委員会 自立生活支援)。IECにおけるシステム委員会の一つで、市場の深化を考慮した自立生活支援のビジョン策定と自立生活支援システム、サービス、製品、部品のベンダー間相互運用性などの推進を行う。

令和二年度産業標準化事業表彰・産業技術環境局長表彰受賞者 千葉 翔太(ちば しょうた)認証制度開発普及室 主査令和二年度産業標準化事業表彰・産業技術環境局長表彰受賞者
千葉 翔太(ちば しょうた) 認証制度開発普及室 主査

当機構では、今後も標準化および適合性評価活動に貢献し、我が国の産業発展支援に寄与するとともに、第三者の立場で安心と信頼を高める活動に注力してまいります。