パナソニック アドバンストテクノロジー株式会社へ
適合性証明書を発行
- ISO 13849-1 に基づく無線非常停止デバイス(受信機)の適合性証明 -

2024年4月23日
一般財団法人日本品質保証機構

当機構は、2024年3月15日付でパナソニック アドバンストテクノロジー株式会社の「無線非常停止デバイス(受信機)」に対して、ISO 13849-1に基づき安全性を評価し、適合性証明書を発行いたしました。

パナソニック アドバンストテクノロジー株式会社 代表取締役社長 水野 勇介様(写真右)、当機構 理事 浅田 純男パナソニック アドバンストテクノロジー株式会社 代表取締役社長 水野 勇介様(写真右)、
当機構 理事 浅田 純男

本証明は、パナソニック アドバンストテクノロジー株式会社の「無線非常停止デバイス(受信機)」を、当機構が機械類に適用される制御システムの安全関連部に関する国際規格ISO 13849-1に基づいて評価し、適合していることを確認したものです。

人と機器が連携・共働する工場では、機器の動作そのもの、あるいは機器の故障により、人の安全が脅かされるリスクが存在しますが、本製品を用いることで、意図しない挙動を示した機器に対し、遠隔から停止の指示をすることが可能となります。

※ISO 13849-1(Safety of machinery - Safety-related parts of control systems - Part 1: General principles for design):
国際標準化機構(ISO)が発行した、機械類に適用される制御システムの安全関連部に関する国際規格。

無線非常停止デバイス〈@seguro wes(アットセグロ ウェス)〉の特徴

特徴①
遠隔からの非常停止を実現する小型の無線デバイス
特徴②
ライトカーテンや測域センサなど安全機器の出力が接続可能
安全機器の検出による停止を無線で実現
特徴③
送信機から複数台の受信機に停止指示することが可能

【製品例】左:リモコン(AT-SW1C1)、右:受信機(AT-SW1R1-NZ)

無線非常停止デバイスを活用した一括停止事例

製造された製品を市場投入する際、第三者認証機関である当機構が評価することにより、国際規格の要求事項を満たしていることが客観的に証明できるため、利用者などに対する安心と信頼性の向上につながります。
今後さまざまな製品の開発と利用が予想されるなか、当機構は、第三者の立場で製品の安全性を評価する活動に注力してまいります。