新サービス「酸洗い試験」開始のお知らせ

2022年1月14日
一般財団法人日本品質保証機構

当機構では、このたび、金属の表面処理に欠かせない「酸洗い試験」を開始いたしました。

酸洗いとは、塩酸等の酸溶液を用いて金属表面の付着物や酸化スケール、錆び、不動態膜などを除去し、素地を露出させることによって表面処理をする際に障害となるものを取り除く工程で、スケールを取ることにより素材をきれいにし、研磨作業の手間を省くことを目的としています。

当機構では、試験片を塩酸溶液に浸漬することで鋼のマクロ組織を現出させ、腐食面のキズ(きれつ)の深さを観察する「塩酸法」を実施しています。
炭素鋼・ステンレス鋼のどちらにも推奨されている手法ですので、ガス圧接作業に従事する際など施行者より技能試験を求められた場合には、ぜひご利用ください。

当機構で対応可能な主な試験方法

  • JIS G 0553:2019 鋼のマクロ組織試験方法

その他の試験方法についてもお気軽にお問い合わせください。

詳細についてはリーフレットをご覧ください。