「被災経験から学ぶ事業継続(入門編)セミナー』開催のご案内

2024年5月15日
一般財団法人日本品質保証機構

当機構は、2024年7月24日(水)と26日(金)に、「被災経験から学ぶ事業継続(入門編)セミナー」を東京と大阪で開催いたします。

我が国は豊かな自然に恵まれている反面、地震、津波、噴火、暴風、豪雨、豪雪、洪水、地すべりに代表される自然災害が多発する国でもあります。令和6年能登半島地震では、地震の揺れによる住宅等の被害だけではなく、津波、火災、土砂崩れ、液状化、災害関連死など、過去の大震災で表出した被害が複合的に発生しています。このように、甚大な災害が頻繁に発生し、その被害が多様かつ複雑になっているなか、命を守ることはもちろん、災害後の暮らしを維持するためには、企業や組織の事業継続も重要です。

そこで、当機構では被災された企業のご協力のもと、被災の実態調査をまとめた被災経験記録を用いて、災害過程や事業再開に向けた復旧過程の実相を模擬体験し、自社の事業継続活動のあり方を学んでいくセミナーを企画しました。本セミナーでは、被災事例を模擬体験しながら、被災の実相を直感的に理解することに力点を置いています。

毎回、複数名でご参加いただく組織の方も多く、2024年3月に実施した本セミナー受講後アンケートでは、役立度4.72点(5点満点)、満足度4.67点(5点満点)と高い評価をいただいています。また、セミナー受講後には、続編となる「基礎編」セミナーの受講を希望される方や、所属組織でのセミナー開催を希望される方も多くいらっしゃいます。

セミナー受講者からの声

  • 今まで受けた研修で一番身になったと思います。生の声を聞くことができる貴重な経験でした。(40代男性、製造業)
  • 知識のない状態でしたがとても分かりやすく、勉強になりました。(50代女性、食品製造業)
  • 講義だけでなく、演習もあったので分かりやすくて、とても勉強になりました。(20代男性、輸送用機械器具製造業)
  • 具体的な被災事例に触れ、実感を伴った形で学ぶことができました。対岸の火事ではなく、現実に起こり得ることとして考えていきたいと思います。(40代男性、印刷業)
  • BCPの仕組みにばかり注目していましたが、その前提となる状況把握、目標設定が最も重要であるという認識を持つことができました。ありがとうございました。(50代男性、製造業)
  • 被災経験記録が非常に役に立つと感じました。BCPの有効性を高めるためには実例が必要不可欠ですし、担当者の意識向上にも有効だと思います。(20代女性、情報・通信業)

事業継続活動の進め方や、有事にどのように備えればよいか分からないと悩まれている方におすすめのセミナーです。

皆さまのご参加をお待ちしています。

セミナー概要

日時
【東京開催】
2024年7月24日(水)10:00 ~ 17:00
【大阪開催】
2024年7月26日(金)10:00 ~ 17:00
セミナー形式
会場セミナー
開催場所については、お申し込みページでご確認ください。
定員
18名

※定員になり次第、締め切らせていただきます。

参加費
お一人 33,000円(税込・テキスト代込み)
内容
  • 災害対策の概要について【講義】
  • 災害時の事業継続活動の主な場面【模擬体験】
  • 事前の備えと災害現場での対応について【演習】
  • 被災事例に基づいた事業継続活動の考え方について【講義】など

※セミナー内容につきましては予告なく変更させていただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。

講師
一般財団法人日本品質保証機構 
マネジメントシステム部門 
事業開発室
室長 倉光 豊
主な対象者
  • 新たに事業継続活動の担当になられた方
  • 企業の災害対策の進め方に悩んでいる方
  • 企業における事業継続の活動イメージが湧かない方
  • 防災と事業継続の違いを知りたい方

※類似サービスを提供している組織の方のご参加はお断りさせていただきます。あらかじめご了承ください。

お申し込み

※外部リンクが開きます

ご受講にあたり