2025年5月16日
一般財団法人日本品質保証機構
マネジメントシステムの構築・運用には、規格に関する知識をはじめ、多くの知見やノウハウが必要です。
当機構では、マネジメントシステムに携わる皆さまの人材育成や知識習得に役立つセミナーを多数ご提供しています。
6月開催の「システム改善を推し進める内部監査結果の活用」セミナーは、内部監査の結果に対する「分析方法」や「個別の不適合の対応で留まっている」といったお悩みをお持ちの方におすすめです。内部監査で発見された事象原因の分析手法や傾向の把握方法について、順を追って解説するとともに、それらの監査結果の活用法をお伝えします。
また、7月のおすすめは今年の3月より新たにラインナップに加わった新セミナー「企業不祥事から学ぶコンプライアンス~品質編」。コンプライアンスの概説や順守することの重要性といった基礎知識をはじめ、法令整備の歴史など、コンプライアンスの全体像を網羅できる内容となっています。
さらに、品質管理の基礎について広く学びたい方に向けて、「全員参加で取り組む品質管理入門~全体像の把握からQC手法の理解、ISO 9001の活用まで」セミナーも開催いたします。
その他、各規格の規格解説コースや事業継続コース等、充実した2カ月となっています。ぜひご活用ください。
2025年6月・7月おすすめISOセミナー
内部監査のP(Plan)を充実させることは、その後に続くD(Do)、C(Check)、A(Act)の効果を高めることにつながります。本セミナーではP(Plan)の部分に着目し、監査目的を確立する際のポイントや監査計画の立案方法等を分かりやすく解説します。
不適合や観察事項が多数抽出されているものの、結果のまとめが単なる集計に留まっている、個別の事象に対する是正で済ましているためもぐらたたきに陥っている、といった組織も多いのではないでしょうか。本セミナーでは、内部監査で発見された事象原因の分析手法や傾向の把握方法について、順を追って解説するとともに、それらの監査結果の活用法をお伝えします。監査結果を適切に活用し、より効果的なマネジメントシステムの改善につなげたいと考えている方におすすめです。
「コアツール」とは、自動車産業品質マネジメントシステム規格IATF 16949の認証取得組織に対して推奨されている品質管理手法です。取り組むにはハードルが高いイメージがありますが、製造業における品質管理活動のさらなる向上に役立ちます。本セミナーは、身近な課題を用いた演習を行うことで理解を深め、短時間で効率よく学べるようになっています。
「ISO 9001の認証を取得しているけれど品質が向上しない」といった悩みを抱える企業の方も多いのではないでしょうか。優れた品質の製品やサービスを生み出すマネジメントシステムはもちろん大切ですが、その土台となる品質管理の具体的な手法も同じくらい大切です。本セミナーでは、5Mのばらつきに着目し、品質管理の全体像を分かりやすく解説します。また、講義だけでなく演習もご用意しておりますので、より実践的な学びにつながります。
ISO 13485:2016の内部監査をより効果的に進めるためのポイントについて、担当講師がこれまでの審査を通じて得た知見をもとに、具体例を交えながら分かりやすく解説します。ISO 13485内部監査員の方で、より実践的な内部監査の知識を得たい方や、これから新たにISO 13485内部監査員を目指す方の知識習得として、ぜひご利用ください。
近年、カーボンゼロは大企業から関連する多くの取引先に影響が及んでおり、サプライチェーン全体による取り組みが本格化しています。本セミナーでは、GXのポイントである「脱炭素」にフォーカスし、カーボンゼロに対する基本的な事項や有効に取り組むための方法、ISO 14001を効果的に使うためのポイント等について解説します。さらに、当機構がこれまでのISO認証サービスを通じて得たデータから見出した事業活動と一体化させるための方法についてもご提案します。
近年頻発している、企業による品質不祥事。ISO 9001の認証取得組織でも発生しているのが現状です。本セミナーは、コンプライアンスの概説や順守することの重要性といった基礎知識や法令整備の歴史など、コンプライアンスの全体像を網羅できる内容となっています。「法令の知識だけでなく、コンプライアンスの本質まで学習したい」「コンプライアンス順守の意識付けをしたい」「マネジメントシステムの改善につなげたい」とお考えの方は、ぜひご参加ください。
当機構のIATF 16949審査員が審査を通じて得た知見をもとに、IATF 16949運用上の弱点となるポイントについて解説します。また、公式解釈集(SIs)、よくある質問と回答集(FAQs)についても最新情報の解説を行います。
本セミナーは、被災事例を模擬体験しながら被災の実相を直感的に理解することに力点を置いています。例えば、被災地では個人として生活再建を行いながら、勤務先企業での事業復旧活動を求められることも多く、災害に対する認識と現実行動の乖離が生じることもあります。こうした厳しさ、もどかしさを模擬体験や演習を通じて実感し、当事者意識を醸成していきます。
※講義内容は東京会場、大阪会場ともに同様です。