2025年6月17日
一般財団法人日本品質保証機構
マネジメントシステムの構築・運用には、規格に関する知識をはじめ、多くの知見やノウハウが必要です。
当機構では、マネジメントシステムに携わる皆さまの人材育成や知識習得に役立つセミナーを多数ご提供しています。
7月は、品質管理の基礎について広く学びたい方に向けて、「全員参加で取り組む品質管理入門~全体像の把握からQC手法の理解、ISO 9001の活用まで」セミナーを開催いたします。製品やサービスのさらなる向上を目指す方におすすめです。
また、新年度から2カ月が経過したこの時期は、職場や業務での課題が徐々に浮き彫りになってきているころではないでしょうか。8月に開催する「“気づき”を活かした継続的改善へのアプローチ」セミナーでは、 “気づき”をキーワードに、問題解決・改善を効果的・効率的に実施するための手順やプロセスについて解説しており、すぐにお役立ていただける内容となっています。
さらに、同じく8月開催の「トヨタ生産方式に学ぶ標準作業の作成とカイゼン」は、品質管理において重要な5Mのなかでも、人(Man)や手順(Method)によるばらつきを抑える『標準作業』に焦点をあてたセミナーです。作業の効率性や品質の維持・向上に欠かせない『標準作業』の概要や、『標準作業』の作成方法等について理解を深められます。
その他、各規格の規格解説コースや事業継続コース等、充実した2カ月となっています。ぜひご活用ください。
2025年7月・8月おすすめISOセミナー
ISO 13485:2016の内部監査をより効果的に進めるためのポイントについて、担当講師がこれまでの審査を通じて得た知見をもとに、具体例を交えながら分かりやすく解説します。ISO 13485内部監査員の方で、より実践的な内部監査の知識を得たい方や、これから新たにISO 13485内部監査員を目指す方の知識習得として、ぜひご利用ください。
欧米等の海外にプログラムを用いた医療機器を輸出する企業はもとより、国内にて同様の医療機器を製造販売される企業においても、IEC 62304(JIS T 2304)に対する正しい理解が必須となっています。
本セミナーでは実際の設計・開発段階を想定しながら、IEC 62304の規格要求事項を分かりやすく解説いたします。
近年、カーボンゼロは大企業から関連する多くの取引先に影響が及んでおり、サプライチェーン全体による取り組みが本格化しています。本セミナーでは、GXのポイントである「脱炭素」にフォーカスし、カーボンゼロに対する基本的な事項や有効に取り組むための方法、ISO 14001を効果的に使うためのポイント等について解説します。さらに、当機構がこれまでのISO認証サービスを通じて得たデータから見出した事業活動と一体化させるための方法についてもご提案します。
近年頻発している、企業による品質不祥事。ISO 9001の認証取得組織でも発生しているのが現状です。本セミナーは、コンプライアンスの概説や順守することの重要性といった基礎知識や法令整備の歴史など、コンプライアンスの全体像を網羅できる内容となっています。「法令の知識だけでなく、コンプライアンスの本質まで学習したい」「コンプライアンス順守の意識付けをしたい」「マネジメントシステムの改善につなげたい」とお考えの方は、ぜひご参加ください。
「ISO 9001の認証を取得しているけれど品質が向上しない」といった悩みを抱える企業の方も多いのではないでしょうか。優れた品質の製品やサービスを生み出すマネジメントシステムはもちろん大切ですが、その土台となる品質管理の具体的な手法も同じくらい大切です。本セミナーでは、5Mのばらつきに着目し、品質管理の全体像を分かりやすく解説します。また、講義だけでなく演習もご用意しておりますので、より実践的な学びにつながります。
本セミナーは、5M(Man / Machine / Material / Method / Measurement)のなかでも、人(Man)や手順(Method)によるばらつきを抑える“標準作業”にスポットをあてた内容です。
(旧)セントラル自動車株式会社(現トヨタ自動車東日本株式会社)でTPS(トヨタ生産方式)を応用した製造技術の向上に貢献しながらトヨタグループ企業間でのTPS指導も務め、現在は、株式会社カイゼン・マイスターのチーフアドバイザーとして多数の企業を支援されている藤井 和徳 氏をお迎えし、TPSの生命線ともいえる『標準作業』について分かりやすく解説していただきます。
当機構のIATF 16949審査員が審査を通じて得た知見をもとに、IATF 16949運用上の弱点となるポイントについて解説します。また、公式解釈集(SIs)、よくある質問と回答集(FAQs)についても最新情報の解説を行います。
「是正処置をはじめとした改善活動について、どのように取り組めばいいのか分からない」といった悩みを抱えている組織の方も多いのではないでしょうか。本セミナーでは、“気づき”をキーワードに、問題解決・改善を効果的・効率的に実施するための手順やプロセスについて、マネジメントシステムに関する知識とノウハウを活かした当機構ならではの視点で解説します。また、セミナー内で実施するグループ討議は、社外との情報交換やコミュニケーションによる相乗効果を体験する場としてもご活用いただけます。
JIS Q 9100の規格要求事項の詳細について、具体例を交えながら分かりやすく解説します。
JIS Q 9100認証取得の準備に、また、新規担当者の方の知識習得として、ぜひご利用ください。
JIS Q 9100の規格概要から実際に内部監査を行うにあたってのポイントまで、2日間にわたってお届けするコースです。まず初日に、JIS Q 9100の規格要求事項の詳細について具体例を交えながら分かりやすく解説し、2日目には、品質マネジメントシステム内部監査員としての基本的技術と、監査員として知っておくべき重要なポイントをご紹介します。また、ケーススタディを通じて内部監査の技能を習得していただきます。
本セミナーは、被災事例を模擬体験しながら被災の実相を直感的に理解することに力点を置いています。例えば、被災地では個人として生活再建を行いながら、勤務先企業での事業復旧活動を求められることも多く、災害に対する認識と現実行動の乖離が生じることもあります。こうした厳しさ、もどかしさを模擬体験や演習を通じて実感し、当事者意識を醸成していきます。
※講義内容は東京会場、大阪会場ともに同様です。