EMC試験(電磁環境試験)
(各種試験)

国内認証におけるEMC試験

海外認証におけるEMC試験

  • IECEE CB証明(IEC規格)に基づくEMC試験
    IECEE CB証明ページ

  • 欧州EN規格に基づくEMC試験

  • 国際規格(IEC/CISPR規格等)に基づくEMC試験

  • 車載機器のEマーク認証業務および各種EMC試験

    ▼実施した試験のデータを活用することで取得できる主な海外認証

    ①北米

    米国FCC認証
    カナダIC認証

    ②アジア

    韓国KCマーク認証 - 韓国電気用品安全法
    台湾BSMI認証 - 台湾商品検験法

    ③欧州

    CEマーキング(EMC指令等)
    EACマーク(Eurasian Economic Commission)

大型機器へのEMCオンサイト試験

当機構では、電波暗室への持ち込みが困難な大型機器に対して、EMCエンジニアが設置場所で測定を行う”EMCオンサイト試験”を実施しています。ご希望の場合は、各センター営業課へお問い合わせください。

EMCオンサイト試験のメリット

  • 対象機器の大きさ、重量、電源容量が試験所の対応可能な範囲を超えている場合でも試験が可能。
  • 対象機器の稼働に、電波暗室への持ち込みが難しい特殊な周辺装置(チラー、ヒーター、コンプレッサー等)やユーティリティ(純水、産業ガス等)が必要な場合でも、貴社の社内設備を利用して対応可。
  • 試験所への機器の輸送が発生しないため、製造現場や開発担当者さまの負担を低減できる。
  • 試験実施日時について、工場が稼働しない土日や夜間での調整が可能。

対象機器の例

半導体製造装置、工作機械、産業ロボット、溶接機、医療用電気装置、磁気共振造影(MRI)、食品加工機械、電車関連機器、高周波利用設備、工業用超音波装置、工業用誘導加熱装置、工業用式レーザ発生装置、製造ラインの加工装置・検査装置 等

適用規格の例

  • IEC/EN 61000-6-1, -2, -3, -4
  • IEC/EN 60601-1-2(JIS T 0601-1-2)
  • IEC/EN 61326-1(JIS C 61326-1)
  • EN 50370-1, -2
  • CISPR 11 / EN 55011
  • KS C 9610-6-2,-4
  • 無線設備規則第六十五条の規定に基づく試験 等

設置場所の例

製造ライン、研究所、クリーンルーム 等

測定風景

注意事項

屋外での電波放射試験など、電波法の制限により、規格要求に基づく試験の一部実施不可、または測定環境における周囲ノイズの影響で合否判定ができない場合がございます。

その他の試験にも対応

  • TEM導波管を使用した強電界イミュニティ試験
    • GTEM セルの仕様
      周波数範囲:10kHz-3GHz,
      最大電界強度:100V/m
      供試装置寸法(最大):H8cm, W15cm, D15cm
    • ストリップラインの仕様
      周波数範囲:100kHz-80MHz
      最大電界強度:36V/m
      供試装置寸法(最大):H1m, W1m, D1m
  • 照明機器のEMC試験
    • 国際規格CISPR 15、日本国内の電気用品安全法 技術基準J 55015および欧州規格EN 55015で要求されるラージループアンテナによる測定
    • 国際規格IEC 61547、欧州規格EN 61547(一般照明目的の機器に要求されるEMSイミュニティ要求事項)に基づく一般照明目的の機器に要求されるEMSイミュニティ試験
  • 船級協会規格のEMC試験

    各国の船級協会(LR:イギリス、DNV:ノルウェー、ABS:アメリカ、BV:フランス、NK:日本、など)の要求に基づく試験を実施。

    • IEC 60945 / EN 60945に基づくEMC試験
    • IEC 60533に基づく舶用電気電子設備のEMC試験
  • IH調理器、電子レンジおよび無電極放電ランプ等の高周波利用設備の電波法試験