中国任意製品認証制度(CQCマーク認証)にかかわる新たな認証方式が追加されました

2015年6月9日
一般財団法人日本品質保証機構

2015年5月22日、CQCは「情報機器およびその部品の安全とEMC認証について、新版規則を実施する」通知を公表し、CQCマーク認証に関わる2つの認証方式が新たに追加されました。

そのうち1つの認証方式(方式1)※1については、1年間という認証の有効期限を設定※2することで、型式試験のみの評価で工場検査を実施することなくCQCマーク認証の発行が可能となります。

現在、中国CCC強制認証では、年に1度、重要部品に対する確認試験の要求があります。製品にCCCあるいは CQC未承認の内蔵電源が使われている場合、確認試験に多大な管理コストがかかるほか、内蔵電源のCQCマーク認証を取得する場合には、認証条件となる初回工場検査および認証後に要求される定期工場検査がネックとなっていました。
今回、新たに追加された認証方式を選択することで、これまでに比べ時間やコストをかけずに、CQCマーク認証が取得できるようになります。

当機構は、CQCマーク認証取得に関わる型式試験を適切な費用と納期で実施することが可能です。
ぜひ、この機会に当機構のCQCマーク認証取得サービスをご利用ください。

  • ※1 新たに追加されたもう1つの認証方式(方式3)の詳細については、下記までお問い合わせください。
  • ※2 1年間の認証有効期限を延長する場合には、認証書の有効期限が満了する3ヵ月前までにCQCに申請する必要があります。有効期限を延長する方法には、「1. 型式試験の実施」と「 2. 工場検査の実施」 の2つの選択肢があります。