正式公告発行:台湾RPC規制対象品目の追加(外部投影式プロジェクター他)

2016年1月13日
一般財団法人日本品質保証機構

2015年9月10日付、台湾・経済部 標準検験局(BSMI)第10430003821号公告において、予告されていました、インターネット接続マルチメディア機器(無線接続を含む)および外部投影式プロジェクターの台湾RPC対象製品への追加について、2015年12月29日付で正式な公告(第10430007391号)が発行されました。

製品 適用規格※1 適用モジュール 適用日
外部投影式プロジェクター CNS 14408、CNS 13439あるいは、
CNS 14336-1, CNS 13438
CNS 15663第5節(含有表示)
2+4、2+5
または、2+7
2017年7月1日
インターネット接続
マルチメディア機器
(無線接続を含む)
同上 同上 同上

2017年7月1日以降、RPC認証を取得していない上記製品は、台湾内での出荷・販売が認められず台湾への輸出も行えなくなります。

当機構は本年中には、上記製品をMRA※2認定範囲内の品目に追加する予定です。ぜひ当機構の日台MRAに基づく台湾商品検験法の適合性評価業務をご利用くださいますようお願いいたします。(適用日前にRPC認証を取得した場合でも、認証書の有効期限は2017年7月1日から3年となります。)

なお、安全試験、電磁環境試験につきましては、すでにBSMIとTAFの認定を受けていますので、現時点においても上記規格のRPC認証に必要な試験レポートを発行することができます。適用開始日が近づくにつれて試験・認証申請の混雑が予想されます。上記対象製品の台湾への輸出をご検討のお客さまは、お早めにお問い合わせ、ご相談くださいますようお願いいたします。

  • ※1 CNS 14336-1はIEC 60950-1と整合、CNS 14408はIEC 60065と整合
    CNS 13438はCISPR 22と整合、CNS 13439はCISPR 13と整合
    CNS 15663第5節:RoHS有害物質の表示
  • ※2 日本と台湾の「電気製品分野の日台民間相互認証取り決め(日台MRA)」
    (当機構は2014年9月、BSMIによって適合性評価機関として承認を受けました。)
    日台MRAに基づく台湾商品検験法の適合性評価業務開始