中国 -「オートバイとモペットの認証実施細則の改定およびGB/T 20076-2021の実施」のお知らせ
~ 2022年7月1日から(現地時間)から適用開始 ~

2022年5月31日
一般財団法人日本品質保証機構

2021年12月31日(現地時間)付けのStandardization Administration of the P.R.C(国家標準化管理委員会; SAC)第17号公告において、モーターサイクルとモペッドにおけるエンジンの最大トルクと最大ネット出力の測定法(Measurement methods of maximum torque and maximum net power of engines for motorcycles and mopeds)GB/T 20076-2021(以下、新版)が発行されました。これによりGB/T 20076-2006(以下、旧版)が差し替え対象となり、2022年7月1日(現地時間)から適用される予定です。

中国品質認証センター(CQC)は改定に伴い、認証実施細則を改定し、改版に関する要求事項を2021年7月1日に公布しました。(認証実施細則CQC-C1102-2021)

改版に関する、主な要求事項は以下のとおりです。

  1. 2022年7月1日以降、新規申請はすべて新版で評価し、新版規格での認証書を発行します。なお、2022年5月1日以降の新規申請については、新版での評価を選択することも可能です。
  2. 旧版で認証を取得している製品については、申請者は2022年7月1日以降、最初に行われる定期工場検査が完了するまでに、CQCに改版の申請を提出する必要があります。なお、改版に伴う差分試験はありません。新版へのバージョンアップは2023年7月1日までに完了しなければならず、CQCは期限内にバージョンアップが完了していない認証書に対しては、その効力を一次停止。また、2023年10月1日までにバージョンアップが完了していない認証書に対しては、その効力を抹消します。
  3. CQC製品認証三部は2022年5月1日から、認証実施細則CQC-C1102-2021に基づいての申請を受付します。
    詳細は、下記参考リンクにありますCQCの公告と認証実施細則CQC-C1102-2021をご確認ください。
    ※公告内のリンクよりダウンロード

(上記内容と参考リンクの原文が違っている場合は、原文が優先されますことをご了承ください。また、本文中の日時は現地時間になります。)

当機構は、中国のCCC認証やCQCマーク認証 (部品認証試験含む)、中国エナジーラベル認証、中国RoHS等、各種認証取得も申請代行サービスとして提供しております。

また、各国の認証取得をサポートする申請代行サービスのほか、製品安全試験、EMC試験、無線試験、環境・信頼性試験などの各種試験も承っておりますので、ぜひご利用ください。