メキシコ -「Conformity Assessment NOM-208修正 (新PEC導入)」のお知らせ
~ 2022年6月25日(現地時間)から適用開始 ~

2022年6月17日
一般財団法人日本品質保証機構

2021年12月27日、メキシコで無線技術を搭載した製品の認可を行っているInstituto Federal de Telecomunicaciones (連邦電気通信庁; IFETEL)は、無線周波数帯を使用する電気通信や放送製品および機器に適用される「Conformity Assessment NOM-208」への新しいConformity Assessment Procedure for Telecommunications and Broadcasting(電気通信および放送に関する適合性評価手順; PEC)の導入を発表し、 2022年6月25日から適用を開始する予定です。

新しいPECの内容は以下のとおりです。

  1. 証明書所有者は、その関連会社、子会社、輸入者を含めて証明書の使用が可能になります。なお、各輸入業者はすべて当局に登録する必要があります。
  2. スキーム1、2、4では、サンプル数が1つになります。ただし、適用される技術的な規定により、2 つ以上のサンプルを提示する義務がある場合は、その限りではありません。スキーム3(ファミリー認証)については、2種類のモデルから1つのサンプルを提出する必要があります。
  3. テストレポートの有効期限が120日に延長されます。製造者の機密保持に対応するため、試験報告書のIFETELへの提出義務はありませんが、IFETELは特定のケースについて報告書の提出を要求することができます。
  4. 製品モデル別サンプル、および複数ロットのサーベイランス、スキーム(スキーム2)における適合証明書の延長は、新たな試験報告書を必要とせず、適合証明書の延長を要求された追加ロットの対応記録と同様に、文書分析に従うことになります。
  5. この新規則は、従来は新品のみに適用されていた中古品、再生品、または類似品にも適用されるようになります。

(上記内容と参考リンクの原文が違っている場合は、原文が優先されますことをご了承ください。また、本文中の日時は現地時間になります。)

当機構は、各国の認証取得をサポートする申請代行サービスのほか、製品安全試験、EMC試験、無線試験、環境・信頼性試験などの各種試験も承っておりますので、ぜひご利用ください。