中国 -「GB/T 9254.1-2021の要求事項」のお知らせ
~ 2022年7月1日(現地時間)から適用開始 ~

2022年6月17日
一般財団法人日本品質保証機構

2021年12月31日付けのStandardization Administration of the P.R.C(中国国家標準化管理委員会; SAC)第17号公告において、マルチメディア機器等のEMCに適用する規格GB/T 9254.1-2021 (CISPR 32:2015)(以下、新版)が発行されました。これにより、GB/T 13837-2012 (IEC/CISPR 13:2009)(以下、旧版)が差し替え対象となり、2022年7月1日から適用される予定です。

改定に伴い、China Quality Certification Center (中国品質認証センター; CQC)はCertification and Accreditation Administration of the P.R.C(中国国家認証認定管理委員会; CNCA)のTC10 テクニカルエキスパートグループの決議に基づき、バージョンアップに関する要求事項を決定しました。

改版に関する、主な要求事項は以下のとおりです。

  1. 2022年6月30日まで、新版または旧版での評価を選択することができます。
  2. 2022年7月1日以降、申請はすべて新版で評価し、新版での認証書が発行されます。
  3. 旧版で認証を取得している製品については、申請者はCQCにバージョンアップの申請を提出する必要があります。CQCはTC10の決議に基づき製品の確認を行い、認証書を再発行します(バージョンアップの期限については別途通知します)。また、CQCはCNCAの要求に基づき、コロナ期間中に合理的に認証書の維持ができるように対応します。
  4. 2022年7月1日より前に、出荷、上市、かつ今後製造しない認証取得品に対し、認証書のバージョンアップは要求しません。

(上記内容と参考リンクの原文が違っている場合は、原文が優先されますことをご了承ください。また、本文中の日時は現地時間になります。)

当機構は、中国のCCC認証やCQCマーク認証 (部品認証試験含む)、中国エナジーラベル認証、中国RoHS等、各種認証取得も申請代行サービスとして提供しております。

また、各国の認証取得をサポートする申請代行サービスのほか、製品安全試験、EMC試験、無線試験、環境・信頼性試験などの各種試験も承っておりますので、ぜひご利用ください。