シンガポール - 「マルチウェイアダプターとして分類される製品の種類明確化」を発表

2023年3月1日
一般財団法人日本品質保証機構

2023年2月10日、シンガポールで輸出入商品や上市される商品の検査を管轄している シンガポール消費者製品安全局(Consumer Product Safety Office; CPSO)は「CPSO-100223-07」を発表し、消費者保護(安全要件)規則〈Consumer Protection (Safety Requirements) Regulations; CPSR〉のもとでマルチウェイアダプターとして分類される製品の種類を明確にしました。

主なポイント

  • CPSRでは、マルチウェイアダプターは家庭用のアダプターとして定義され、複数のソケットコンタクトセットがある。プラグのピン部分と同タイプ、または異なる場合があり、安全マークの貼付が必要。
  • 下の写真(画像1)のような形状の従来のマルチウェイアダプターは、シンガポールで販売する前にSS145-3 のテストと認証を受け、登録と安全マークの貼付が必要。

    画像1

  • 下の写真(画像2)のような新しい設計のマルチウェイアダプターも、SS145-3 の範囲に含まれる。

    画像2

2024 年 2 月 11 日以降、シンガポールで販売するためには、すべての形状とデザインのマルチウェイアダプターに有効な安全マークを表示する必要があります。既存の製品をテスト、認証、登録し、安全マークを貼付するための時間として、登録されたサプライヤー(Registered Suppliers; RSes)には、1年間の猶予期間が与えられます。

(上記内容と参考リンクの原文が違っている場合は、原文が優先されますことをご了承ください。また、本文中の日時は現地時間になります)

当機構は、各国の認証取得をサポートする申請代行サービスのほか、製品安全試験、EMC試験、無線試験、環境・信頼性試験などの各種試験も承っておりますので、ぜひご利用ください。