ニュージーランド -「リスク2およびリスク3製品に対する規制」を施行

2023年3月17日
一般財団法人日本品質保証機構

ニュージーランドで職場の安全衛生に関する規制を管轄するWorkSafe New Zealandは、2022年8月、ニュージーランドでの供給を意図したEESSリスクレベル3に分類される製品で高リスク宣言製品、および中リスク宣言製品に適用される規制に関する通達を発表し、2023年1月1日から施行しています。

主な内容

  • 家電製品には、以下の情報を表示しなければならない。
    • 230ボルトまたは400ボルトのいずれか、または230ボルトまたは400ボルトを含む電圧範囲。
    • メーカーまたはEESSサプライヤーのブランドまたは識別マークとモデル名。
    • 関連する認証機関から付与された認証マークまたは番号。
  • 製品は、5年以内に発行された証明書およびテストレポートによる裏付けが必要で、公称電源電圧230ボルトまたは400ボルト(またはその両方)を含む範囲での適合性を評価したものでなければならない。
  • EESS登録製品のニュージーランドでのサプライヤーは、ニュージーランドに居住する法人、または少なくとも1名の取締役がニュージーランドに恒久的かつ物理的に居住している会社でなければならない。
  • 証明書のコピーおよび関連するすべてのコンプライアンス文書は、要請があれば10日以内にWorkSafe New Zealandに提供しなければならない。

なお、施行日前にEESSに登録されていた既存製品については対象外となります。

通達については、参考リンクの「Gazette notice」から「Electricity (Safety) Regulations - Conditions for Deemed Approval of Declared Medium Risk Articles under Regulation 83A Notice 2022」と「Electricity (Safety) Regulations - Conditions for Deemed Approval of Declared High Risk Articles under Regulation 86A Notice 2022」をご参照ください。

(上記内容と参考リンクの原文が違っている場合は、原文が優先されますことをご了承ください。また、本文中の日時は現地時間になります。)

当機構は、各国の認証取得をサポートする申請代行サービスのほか、製品安全試験、EMC試験、無線試験、環境・信頼性試験などの各種試験も承っておりますので、ぜひご利用ください。