シンガポール -「CPSOからの注意喚起」のお知らせ

2023年8月24日
一般財団法人日本品質保証機構

2023年8月2日、シンガポール消費者製品安全局(Consumer Product Safety Office; CPSO)は「Reminder to all suppliers of Controlled Goods to comply with the CPSO’s requirements(CPSO-020823-10)」を発表し、消費者保護 (安全要件) 規則〈Consumer Protection (Safety Requirements) Regulations; CPSR〉のもとで Controlled Goods (CGs)として分類される製品の全てのサプライヤーにCPSOの要件を遵守するよう、注意喚起しました。

主なポイント

  • 消費者保護 (安全要件) 規則〈Consumer Protection (Safety Requirements) Regulations; CPSR〉は、33種類の家庭用電気・電子・ガス機器および付属品〈家庭用電気・電子・ガス機器および付属品(Controlled Goods1)〉をシンガポールで販売する前に、CPSOのもと、指定された安全基準に従って試験・登録し、SAFETYマークを貼付することを義務付けています。規制対象製品のサプライヤーは、CPSR に規定されたすべての要件に従わなければなりません。
  • シンガポールの実店舗およびeコマースで販売される規制対象製品については、定期的なマーケット・サーベイランスが実施されます。オンライン上でCPSO未登録の規制対象製品が供給される傾向が強まっているため、CPSOはeコマース・プラットフォーマーと協力し、過去3年間で、約1万点のCPSO未登録の規制対象製品をオンラインリストから削除しました。さらに、CPSO は毎年 1,000 を超える小売店を検査して、準拠していない規制商品を確認し、販売を停止しています。
  • CPSO未登録および/または期限切れの規制対象製品を販売したとして有罪判決を受けたサプライヤーが、有罪判決を受けた場合、10,000 シンガポールドル以下の罰金、または 2 年以下の懲役、あるいはその両方に処せられます。 2021年以来、CPSOはCPSR要件に違反したとして2,000社以上のサプライヤーに過料や警告の発行をしています。

(上記内容と参考リンクの原文が違っている場合は、原文が優先されますことをご了承ください。また、本文中の日時は現地時間になります)

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