米国 - 「サイバーセキュリティ・ラベリングプログラム」のお知らせ

2023年9月7日
一般財団法人日本品質保証機構

米国・連邦通信委員会(Federal Communications Commission; FCC)は、2023年8月10日、「モノのインターネット」(IoT)または「スマート」デバイスの自主的なサイバーセキュリティ・ラベリングプログラム(以下「プログラム」)を開発するための規則制定案を通知しました。 このプログラムは、米国国立標準技術研究所(National Institute of Standards and Technology; NIST)によって開発された標準に基づいており、連邦官報から30日以内にコメントを、45日以内に回答を受け取ります。

主な提案は次のとおりです。

  • 準拠した製品には、新しい米国サイバートラストマークを貼付できるようになり、消費者が情報に基づいた購入決定を下し、市場に出回っているどの製品が信頼できるかを差別化。メーカーがより高いサイバーセキュリティ基準を満たすようにインセンティブを与えることができます。
  • 対象となるデバイスは、セキュリティカメラ、音声起動ショッピングデバイス、家電機器、医療機器、ガレージドアオープナー、ベビーモニターなど広範囲にわたるインターネットに接続されたスマートデバイスになります。

その他、詳細については、参考リンクでご確認ください。

(上記内容と参考リンクの原文が違っている場合は、原文が優先されますことをご了承ください。また、本文中の日時は現地時間になります)

当機構は、欧州の規格制定団体ETSIが作成した、民生用IoT機器のサイバーセキュリティ規格であるETSI EN 303 645や産業用制御システム向けサイバーセキュリティ規格であるIEC 62443シリーズの評価を提供しております。

また、各国の認証取得をサポートする申請代行サービスのほか、製品安全試験、EMC試験、無線試験、環境・信頼性試験などの各種試験も承っておりますので、ぜひご利用ください。