米国 -「Cybersecurity Labeling Program for Smart Products」のお知らせ

2024年3月4日
一般財団法人日本品質保証機構

2024年2月22日、米・連邦通信委員会(Federal Communications Commission; FCC)は、3月14日に開催する公開会合の「Cybersecurity Labeling Program for Smart Products」などを含む暫定議題を発表しました。

同委員会は、

  1. 消費者が十分な情報を得た上で、製品購入の意思決定を行う
  2. 製造業者がより高いサイバーセキュリティ基準を満たすインセンティブを創出する

ことを目的として、IoT製品に自主的なサイバーセキュリティ表示プログラムを設けるための報告書および命令を検討します。(PS Docket No. 23-239)

PS Docket No. 23-239の主な内容

  • FCCラベルに「U.S. Cybersecurity Labeling」と「製品レジストリにリンクするQRコード」を含めるとしており、このレジストリには、サイバートラスト・マークが貼付された製品のセキュリティに関する消費者向け情報が掲載されています。
  • 「Cybersecurity Labeling Program for Smart Products」では、まず、ワイヤレスの一般消費者向けIoT製品にフォーカスし、IoTデバイスと一般消費者がIoT製品を使用するために必要な、基本的な操作機能以外の追加的な製品コンポーネント(例えば、スマートスピーカー、ドアベル、ショッピングデバイス、およびそれらを制御するために使用されるアプリなど)が含まれています。

詳細につきましては「参考リンク」でご確認ください。

(上記内容と参考リンクの原文が違っている場合は、原文が優先されますことをご了承ください。また、本文中の日時は現地時間になります)

また、産業用制御システム向けサイバーセキュリティ規格であるIEC 62443シリーズの評価、各国の認証取得をサポートする申請代行サービスのほか、製品安全試験、EMC試験、無線試験、環境・信頼性試験などの各種試験も承っておりますので、ぜひご利用ください。