インド(MNRE)- 太陽光発電製品の品質管理命令(QCO)を改正

2025年2月25日
一般財団法人日本品質保証機構

2025年1月27日、インド新・再生可能エネルギー省(Ministry of New and Renewable Energy; MNRE)は、官報(The Gazette of India)で品質管理命令(Quality Control Order; QCO)である “Solar Systems, Devices and Components Goods Order, 2025”を公布しました。

主なポイント

  • 本QCOの前身となる“Solar Photovoltaics, Systems, Devices and Components Goods (Requirements for Compulsory Registration) Order, 2017”(以下「2017年QCO」という)では6品目が対象として挙げられていましたが、以下の5品目に集約されました。
    1. 結晶シリコン地上太陽光発電(PV)モジュール(シリコン・ウエハー製)
    2. 薄膜地上太陽光発電(PV)モジュール(CdTe, a-Si, Cu(In,Ga)(S,Se)2)
    3. 蓄電池
    4. 太陽光発電システムで使用するインバーター
    5. 系統連系型太陽光発電インバーター
  • 各対象製品の規格(IS)は、発行年がより新しいものが指定されました。
  • 「2017年QCO」に準拠したライセンスは引き続き有効ですが、各ライセンスの有効期間満了後は、本QCOの定めに従うこととなります。

(上記内容と参考リンクの原文が違っている場合は、原文が優先されますことをご了承ください。また、本文中の日時は現地時間になります。)

当機構は、各国の認証取得をサポートする申請代行サービスのほか、製品安全試験、EMC試験、無線試験、環境・信頼性試験などの各種試験も承っておりますので、ぜひご利用ください。