サウジアラビア(CST, SASO)- 電子機器のUSB Type-C適応義務化を始動

2025年2月27日
一般財団法人日本品質保証機構

2025年1月1日、サウジアラビア王国の通信宇宙技術委員会(Communications, Space & Technology Commission; CST)は、同委員会のWebサイトで、サウジアラビア規格・計量・品質機関(Saudi Standards, Metrology and Quality Organization; SASO)との共同発表を行いました。発表では同国の市場における段階的な取り組みの第一弾として、以下のモバイル端末、電子機器の充電・データ転送ポートについて統一規格としてUSB Type-Cが同日付で義務化された旨を周知しました。

2025年1月1日付でUSB Type-C適応が義務化された機器

携帯電話、デジタルカメラ、ワイヤレスイヤホン、携帯ゲーム機、ヘッドセット、ヘッドフォン、キーボード、マウス、ポータブルナビゲーションシステム、ポータブルスピーカー、タブレット端末、ワイヤレスルーター

同取り組みの第二弾として、2026年4月1日にノートパソコンのUSB Type-C適応義務化が控えています。

なお、上記を含む規制内容の詳細は、2024年8月16日に官報で公布された「通信および情報機器に関する技術規則」で確認することができます。

(上記内容と参考リンクの原文が違っている場合は、原文が優先されますことをご了承ください。また、本文中の日時は現地時間になります)

当機構は、各国の認証取得をサポートする申請代行サービスのほか、製品安全試験、EMC試験、無線試験、環境・信頼性試験などの各種試験も承っておりますので、ぜひご利用ください。