オーストラリア - 1992年 無線通信法(Radiocommunications Act 1992)の更新

2025年10月16日
一般財団法人日本品質保証機構

2025年9月、オーストラリア通信メディア庁(Australian Communications and Media Authority(ACMA))はRadiocommunications (Low Interference Potential Devices(LIPD)) Class Licence 2025を導入しました。これは2015 LIPD Class Licenceに置き換わるものであり、2025年10月1日より有効となっています。
このライセンスは多くの低電力無線機器の周波数アクセスを簡素化するものです。各機器を個々に申請するのではなく、適合した機器は指定された条件の下で自由に動作させることが可能になります。

今回の更新での主要な変更点

  • 520~694 MHz の範囲でWireless Wireless Multi-channel Audio System(WMAS)を使用するWireless Audio Transmittersに対応
  • 6425~6585 MHz帯のRadio Local Area Network(RLAN)Radiocommunications Transmittersの仕様を追加

(上記内容と参考リンクの原文に差異がある場合は原文が優先されますことをご了承ください。また、本文中の日時は現地時間になります)

当機構は、各国の認証取得をサポートする申請代行サービスのほか、製品安全試験、EMC試験、無線試験、環境・信頼性試験などの各種試験も承っておりますので、ぜひご利用ください。