インド(BIS)- ポータブル・リチウムイオン・セル/バッテリーの定格容量測定の厳格化

2026年2月24日
一般財団法人日本品質保証機構

2026年2月10日、インド規格局(Bureau of Indian Standards; BIS)は、ポータブル密閉型二次リチウムイオン・セル/バッテリーの定格容量の検証に関するガイドラインを公表しました。

このガイドラインは、インド – 電子情報技術省(MeitY)が2026年2月3日付で発布した省令No. W-47/14/2024-IPHWを受けてのもので、同省はこの省令の中で「消費者の利益を保護するため、密閉型二次リチウム・セルおよびバッテリーの定格容量を測定し、検証する必要があります。したがって、密閉型二次リチウム・セルおよびバッテリーの定格容量は、IS 16047: Part3の7.3.1項に規定されている定格容量試験方法に従って測定され、適合性が報告されなければなりません」と述べています。

※定格容量測定の試験レポートは、BIS認定試験所が発行したものだけが認められます。

  • 試験規格:IS 16047 (Part 3):2018 / IEC 61960-3:2017、 7.3.1項(Discharge Performance at 20℃[rated capacity])
  • 対象製品:IS 16046 (Part 2):2018 / IEC 62133-2:2017にて規定されるポータブル密閉型二次リチウムイオン・セル/バッテリー

認証取得済みモデルが対応すべきこと:

  • 認証の有効期限が2027年4月30日以前のものは、2027年4月30日までに、IS 16047 (Part 3):2018 / IEC 61960-3:2017、 7.3.1項に適合していることを確認する必要があります。
  • 認証の有効期限が2027年4月30日を超えるものは、その認証の有効期限が切れるまでに、IS 16047 (Part 3):2018 / IEC 61960-3:2017、 7.3.1項に適合していることを確認する必要があります。
  • 適合性は、BIS認定試験所により発行された、リードモデルに対する試験レポートをBISに提出することによって確認されます。製造事業者はBISへのオンライン申請をしなければなりません。
  • 認証取得者は、試験をしたリードモデル以外もIS 16047 (Part 3):2018 / IEC 61960-3:2017、 7.3.1項に適合している旨の宣言書を提出しなければなりません。

※認証取得者が上述の対応を怠った場合は、認証の取り消しなどの措置が講じられることがあります。

新規申請の場合:

  • 現在申請中で、サンプルを試験所に提出済み/試験レポート発行済みの場合、IS 16047 (Part 3):2018 / IEC 61960-3:2017、 7.3.1項の追加試験無しで進めることができます。
  • 現在申請中で、IS 16046 (Part 2) に基づいて進行中の場合、IS 16047 (Part 3):2018 / IEC 61960-3:2017、 7.3.1項の試験レポートを提出する旨の宣言書を認証の有効期限の最終日までに提供されることを条件として進めることができます。
  • 2027年4月30日以降は、定格容量の追加試験が試験レポートに含まれていない場合、認証は下りません。
  • ※認証内容の変更にあたっては上述の規定が適用されます。
  • ※本ガイドラインは即日適用です。

(上記内容と参考リンクの原文が違っている場合は、原文が優先されますことをご了承ください。また、本文中の日時は現地時間になります)