中国/バイク用ヘルメットと電気毛布の生産許可書から強制製品認証への移管に関する明確な要求事項のお知らせ
~ 2018年8月1日から適用開始 ~

2018年6月28日
一般財団法人日本品質保証機構

中国で強制製品認証を管轄している中国国家認証許可監督管理委員会(以下、CNCA)は、2018年5月25日付で「電気毛布」と「オートバイ用ヘルメット」の管理制度が生産許可書から強制製品認証へ移管したことに伴う公告を発表しました。

2017年11月13日にお知らせいたしましたように、「電気毛布」と「オートバイ用ヘルメット」は2017年11月1日より従来の生産許可証管理制度からCCC強制認証制度の管理に変更されています。今回、この管理方法の移管をよりスムーズに進めるために、具体的な要求事項が公布されました。

今回の公告に記されている具体的な要求事項は以下の通りです。

  1. 2018年8月1日より前に製造された「電気毛布」および「オートバイ用ヘルメット」で、すでに生産許可書を取得して販売中もしくは在庫となっている製品については、強制製品認証の取得の有無にかかわらず、生産許可書の包装を引き続き使用して出荷・販売することができる。
  2. 2018年8月1日より前に生産許可書を所得していない「電気毛布」および「オートバイ用ヘルメット」は、2018年8月1日以降、強制製品認証を取得しCCCマークの表示をしなければ、出荷・販売・輸入・その他の事業活動に使用してはならない。

CNCAが発表した公告の原文は以下のリンクをご参照ください。

当機構では、電気製品や電子部品などはもちろん、今回のオートバイ用ヘルメットのほか、チャイルドシートなどの電気・電子機器以外の製品においても、中国の強制製品認証(CCC認証)の認証の取得を申請代行サービスとしてサポートしております。中国に製品を輸出されている、あるいは今後輸出を計画されている事業者さまは、ぜひ当機構までお問い合わせください。

また、国際認証の取得をサポートする申請代行サービスのほか、製品安全試験、EMC試験、無線試験、環境・信頼性試験などの各種試験なども承っておりますので、ぜひご利用ください。