台湾BSMI認証:日台MRAに基づく認証範囲拡大のお知らせ(プロジェクター他)

2016年9月13日
一般財団法人日本品質保証機構

当機構は、「電気製品分野の日台民間相互承認取決め」(日台MRA)に基づく台湾商品検験法※1の適合性評価機関として、台湾の経済部標準検験局(BSMI)からの認定を受けております。
このたび2016年8月31日付にて、以下2品目が MRA認定範囲内の品目に追加されました。これにより、当機構にて適合性評価を実施し、適合証明書(CoC)を発行することが可能となりました。

品目 CCCコード(参考) 適用規格※2 適用モジュール
プロジェクター 8528.61.00.00.3
8528.69.10.00.3A
(内部投影式)
8528.69.10.00.3B
(外部投影式)

8528.69.20.00.1
CNS 14336-1
CNS 13438
CNS 14408
CNS 13439
CNS 15663第5節
(含有表示)
 
2+4
2+5
2+7
インターネット接続
マルチメディア機器
8528.71.20.00.7A
(有線接続)
8528.71.20.00.7C
(無線接続)

8528.71.91.00.1
同上 同上

なお、赤文字で記載の「外部投影式プロジェクター」と「無線接続によるインターネット接続マルチメディア機器」の2品目は追加規制品目となります。2017年7月1日以降、RPC認証の取得がなければ台湾内での出荷・販売が認められず、台湾への輸出も行えなくなります。

当機構で発行した適合証明書をご利用いただければ、短期間でRPC認証が取得できます。また、RPC認証取得までの申請代行業務も承っていますので、ぜひご利用ください。(規制適用日前にRPC認証を取得した場合でも、認証書の有効期限は2017年7月1日から3年となります。)
安全試験、電磁環境試験につきましても、当機構試験所でRPC認証に必要な試験レポートを発行することができます。規制開始日が近づくにつれて試験・認証申請の混雑が予想されますので、上記対象製品の台湾への輸出をご検討のお客さまは、お早めにお問い合わせ、ご相談くださいますようお願いいたします。

  • ※1 日本と台湾の「電気製品分野の日台民間相互認証取り決め(日台MRA)」:
    当機構は2014年9月、BSMIによって適合性評価機関として承認を受けました。
  • ※2 CNS 14336-1はIEC 60950-1と整合、CNS 14408はIEC 60065と整合
    CNS 13438はCISPR 22と整合、CNS 13439はCISPR 13と整合
    CNS 15663第5節:RoHS有害物質の表示