アルゼンチン/認証スキーム変更のお知らせ
~ 2020年1月1日から適用開始 ~

2018年7月18日
一般財団法人日本品質保証機構

アルゼンチンでSマーク認証規制を管轄しているSecretariat of Trade(SECRETARÍA DE COMERCIO)は、2018年3月28日付でResolution 169/2018を発表しました。この新しい公告の発表に伴い、Resolution SCI N°171/2016は廃止されています。この度、当機構が業務提携するアルゼンチンの認証機関IRAMより、本改定に関する情報の提供がありましたのでご案内いたします。

Resolution 169/2018の主な内容

  1. 安全:2020年からマーク認証(System 5, 工場検査必須)またはロット認証(System 7)だけが利用可能となり、型式認証(System 4)が利用できなくなります。
    【適用開始日:2020年1月1日】

    なお、アルゼンチンSマーク認証で要求される安全試験について、当機構はIRAMとの間で2017年8月14日付にてMOUの再締結を行い、アルゼンチン政府に認められています。このMOU再締結により、当機構にてAV機器・IT機器・家電機器・測定機器などのアルゼンチンSマーク認証制度にかかわる試験および工場検査の提供が継続可能となりましたのでぜひご利用ください。

  2. 強制認証の対象スコープ範囲が、50V–1000Vac、および75V-1500Vdcに変更されました。
  3. 家電製品は、5kVAを超えるものでも認証の取得が要求されることになりました。
  4. 輸入事業者の名前・住所を製品上に記載することが不要となりました。

【ご参考】IRAMのSマーク例:IRAM Argentina S-mark

当機構は、アルゼンチンのSマーク認証(製品安全)、ENACOM認証(無線通信)等の認証の取得を、申請代行サービスとしてサポートいたします。アルゼンチンに電気製品・無線通信機器などを輸出されている、あるいは今後輸出を計画されている事業者さまは、ぜひ当機構までお問い合わせください。

また、各国の認証取得をサポートする申請代行サービスのほか、製品安全試験、EMC試験、無線試験、環境・信頼性試験などの各種試験なども承っておりますので、ぜひご利用ください。