「電気用品の技術上の基準を定める省令の解釈について(通達)の一部改正」(別表第二等、J1000、別表第十ニ)のお知らせ

2026年6月10日
一般財団法人日本品質保証機構

2026年6月1日付で、「電気用品の技術上の基準を定める省令の解釈について(通達)」の一部が改正され、同日より適用されました。今回の改正内容は、別表第二、別表第三および別表第五における別表第十二への一本化、J1000の見直しならびに別表第十二の規格採用となります。主な変更点は以下のとおりです。

  1. 別表第二、別表第三および別表第五等の改正

    別表第二(電線管、フロアダクト及び線樋並びにこれらの附属品)、別表第三(ヒューズ)および別表第五(電流制限器)において、日本特有の例示基準を最新の国際規格等に準拠した別表第十二に一本化するための見直しが行われました。また、この改正に伴い、別表第六および別表第八の本文において、従来の解釈を適用するための見直しが行われました。
    この別表第二、別表第三および別表第五の改正については、施行より3年間[2029(令和11)年5月31日まで]は従前の解釈を使用することができます。

  2. J1000の改正

    別表第十二で規定されるJ1000については、2024旧解釈別表第四および別表第八に定める遠隔操作機構を有するものに関する基準との整合を図るための見直しが行われました。別表第十二の基準の中で遠隔操作に関する要求事項がある場合は、J1000の適用範囲からは除外されます。また、赤外線や電力線搬送波等を利用したリモートコントローラーに対する評価が削除されました。

    今回のJ1000改正の移行猶予期間は定められていないため、J1000(2026)は「電気用品の技術上の基準を定める省令の解釈について(通達)の一部改正」の施行日どおり2026(令和8)年6月1日から有効となります。

    J1000(2026)は、下記リンクよりご確認いただけます。
    J1000(2026)通信回線を利用した遠隔操作に対する要求事項(経済産業省WEBサイト)

  3. 別表第十二の改正

    家庭用機器等への、最新JIS規格への置き換えが行われました(表参照)。
    なお、この別表第十二の改正については、施行より3年間[2029(令和11)年5月31日まで]は従前の規格を使用することができます。

    表 改正された主な規格

    赤い文字は新たに制定された基準、墨色の文字は有効期限が設定された規格です。

    改正基準番号 表題 整合規格 備考
    J60335-2-16
    (2026)
    家庭用及びこれに類する電気機器の安全性第2-16部:食品くずディスポーザの個別要求事項 JIS C 9335-2-16:2025 IEC 60335-2-16(2022)に対応
    J60335-2-16
    (2024)
    家庭用及びこれに類する電気機器の安全性第2-16部:食品くずディスポーザの個別要求事項 JIS C 9335-2-16:2015
    +追補1(2023)
    IEC 60335-2-16(2002), Amd.No.1 (2008), Amd.No.2(2011)に対応
    2029(令和11)年5月31日まで有効
    J60335-2-55
    (2026)
    家庭用及びこれに類する電気機器の安全性第2-55部:水槽用及び庭池用電気機器の個別要求事項 JIS C 9335-2-55:2025 IEC 60335-2-55(2021)に対応
    J60335-2-55
    (2024)
    家庭用及びこれに類する電気機器の安全性第2-55部:水槽用及び庭池用電気機器の個別要求事項 JIS C 9335-2-55:2017
    +追補1(2023)
    IEC 60335-2-55(2002), Amd.No.1(2008)に対応
    2029(令和11)年5月31日まで有効
    J60335-2-59
    (2026)
    家庭用及びこれに類する電気機器の安全性第2-59部:電撃殺虫器の個別要求事項 JIS C 9335-2-59:2025 IEC 60335-2-59(2021)に対応
    J60335-2-59
    (2024)
    家庭用及びこれに類する電気機器の安全性第2-59部:電撃殺虫器の個別要求事項 JIS C 9335-2-59:2015
    +追補1(2023)
    IEC 60335-2-59(2002), Amd.No.1(2006), Amd.No.2(2009)に対応
    2029(令和11)年5月31日まで有効