ブラジル - 電気通信装置規程改定のお知らせ

2019年1月8日
一般財団法人日本品質保証機構

ブラジルで電気通信装置規制を管轄しているANATELは、ドラフトおよび通知文を含めて以下の規則に関する更新の発表を行いました。

主な内容は以下の通りです。

  1. 5G導入のための3.5GHz帯利用に関するドラフト規則およびそのパブリックコメント募集
    【意見募集期間:2018年12月6日まで】
    2018年11月6日のCONSULTA PÚBLICA Nº 43
      【主な内容】
    • 3,400MHzから3,600MHzまでの周波数を割り当てる。
    • 技術規則は同決議の付属書として定める。
  2. スペクトル拡散方式を利用する無線機器に対する技術規則 Ato nº 6506/2018、 Article 15のEMC要求に関する追加説明
    2018年11月7日のNovo Ofício No. 556/2018
      【主な内容】
    • すでに認証された無線機器の更新申請においては、Ato nº 6506/2018によるEMC要求を適用しない。
    • 同一の変調方式において複数の占有帯域幅、伝送レートを持つ機器の場合はそれぞれの最大条件を代表モードとして選択することができる。
  3. 人体電磁暴露要求規則の新規発行 【2019年1月26日適用開始】
    2018年9月28日のRESOLUÇÃO Nº 700(REGULAMENTO SOBRE A AVALIAÇÃO DA EXPOSIÇÃO HUMANA A CAMPOS ELÉTRICOS, MAGNÉTICOS E ELETROMAGNÉTICOS ASSOCIADOS À OPERAÇÃO DE ESTAÇÕES TRANSMISSORAS DE RADIOCOMUNICAÇÃO)
      【主な内容】
    • 規制対象となる周波数範囲の下限を9kHzから8.3kHzに改定する。

当機構は、ブラジルのINMETRO、ANATEL、省エネPROCEL / PBE等の認証の取得を、申請代行サービスとしてサポートいたします。ブラジルに電気製品を輸出されている、あるいは今後輸出を計画されている事業者さまは、ぜひ当機構までお問い合わせください。

また、各国の認証取得をサポートする申請代行サービスのほか、製品安全試験、EMC試験、無線試験、環境・信頼性試験などの各種試験なども承っておりますので、ぜひご利用ください。