中国 - 「機器用スイッチの安全技術規格の改版に関する通知」のお知らせ
~ 2021年7月1日から適用開始 ~

2021年6月24日
一般財団法人日本品質保証機構

中国の認証機関であるChina Quality Certification Center (以下、CQC)は、2021年6月15日付で「機器用スイッチの安全技術規格の改版に関する通知」を発表しました。

主な内容は以下の通りです。

昨年12月14日、中国当局は、「GB/T 15092.1-2020 」(Switches for appliances—Part 1:General requirements)、「GB/T 15092.101-2020 」(Switches for appliances—Part 1-1: Requirements for mechanical switches)、「GB/T 15092.102-2020 」(Switches for appliances—Part 1-2: Requirements for electronic switches)が、2021年7月1日から適用されることを公布しました。

それに伴いCQCは、CQC任意認証カテゴリである、002018(家電機器用スイッチ)、003012(機器用スイッチ)、005006(電動工具用スイッチ)の製品に対し、以下の要求事項を通知しました。

【要求事項】
一、改訂内容
適用規格を「GB/T 15092.1-2020」「GB/T 15092.101-2020」「GB/T 15092.102-2020」に変更。
二、実施要求

  1. 2021年7月1日以降、CQCは新版規格に基づいて認証を実施し、新版規格での認証書を発行する。
  2. 定期工場検査は、有効な認証書に記載する適用規格のバージョンに基づいて実施する。
  3. 旧版規格で取得した認証書においては、新版へのバージョンアップ申請を6月15日から提出できる。CQCは実施規則と新・旧版適用規格の間の相違に基づいた評価を行い、新版での認証書を発行する。
  4. 旧版規格での認証書は、2022年7月1日までに新版へのバージョンアップを完了する必要がある。期限までに対応できない認証書については、認証効力の一時停止が行われ、また、2022年10月1日までに完了できない場合、認証書は無効となる。

適用する製品カテゴリの詳細や要求事項等は、下記公告をご参照ください。

該当する製品を輸出されている、あるいは今後、輸出を計画されている事業者さまは、ぜひ当機構までお問い合わせください。

当機構は、電気製品の安全規制であるCCC認証やCQCマーク認証および、それらに伴う部品認証試験、無線装置認証の型式承認(SRRC認証)、中国エナジーラベル認証(China Energy Label)、中国RoHS等の認証の取得を、申請代行サービスとしてサポートいたします。中国に電気製品を輸出されている、あるいは今後輸出を計画されている事業者さまは、ぜひ当機構までお問い合わせください。

また、各国の認証取得をサポートする申請代行サービスのほか、製品安全試験、EMC試験、無線試験、環境・信頼性試験などの各種試験なども承っておりますので、ぜひご利用ください。