2024年6月18日
一般財団法人日本品質保証機構
2024年6月3日に、Sマーク認証「ポータブル電源に係るSマーク追加基準」が制定されました。
リチウムイオン蓄電池などを搭載し交流を出力するポータブル電源は、近年、様々な場面で利用されていますが、現在は電気用品安全法の規制対象外となっています。しかし、一定の電気的リスク(火災・感電等)があり、同製品特有の安全性要求事項が存在しないことなどから、経済産業省主導のもと検討会が立ち上げられました。この検討会では、安全対策を盛り込んだ安全性要求事項(中間取りまとめ)が定められました。
現在、ポータブル電源に特化した安全性要求事項で、日本の配電事情を考慮したものが存在しないため、Sマーク認証においては、「ポータブル電源の安全性要求事項(中間とりまとめ)」が追加基準として採用されました。
S-JQAマーク認証におけるポータブル電源の適用基準は次のとおりとします。
※認証可能なポータブル電源の仕様範囲および適用基準についてはお問い合わせください。
【適用時期】
2024年6月3日より
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