2024年11月20日
一般財団法人日本品質保証機構
2024年11月8日（金）にトヨタ自動車株式会社様、マツダ株式会社様、スズキ株式会社様から講師をお迎えし、「自動車メーカーが考える車載機器のEMC性能」セミナーを開催いたしました。当日は95名の方々にご参加いただきました。
ニュースリリース：
【愛知県開催】「自動車メーカーが考える車載機器のEMC性能」 セミナー開催のご案内
セミナーでは、トヨタ自動車株式会社 野島 様より「自動車及び車載機器に関するEMC規格と基準動向」をテーマに、CISPRおよびISO規格の最新動向や、自動車の国際基準：UN ECE R10の第7版の動向についてご講演いただきました。続いて、マツダ株式会社 手島 様より「自動車用電気電子部品のEMC試験法とその運用」をテーマに、2023年に発行されたJASO TP 23002「自動車用電気電子部品のEMC試験法に関するガイダンス」の内容についてお話しいただきました。最後に、スズキ株式会社 内田 様より「車両開発におけるアンテナに混入するノイズ課題について」をテーマに、自動車の電動化とインテリジェント化に伴う車載アンテナのノイズ対策についてご講演いただきました。
トヨタ自動車 野島 様のご講演
マツダ 手島 様のご講演
スズキ 内田 様のご講演
質疑応答の様子質疑応答では、国際規格の拡大の予見やシミュレーションを取り入れた試験の有効性などについて詳しくご解説いただきました。
参加者の方からは、「自動車関連EMC規格動向を知ることができ大変有意義でした。」「アンテナノイズ等OEM様の具体的検証方法など大変参考になりました。」などのお声をいただき、大盛況のうちに終えることができましたことを心より御礼申し上げます。
講師のトヨタ自動車 野島 様（中央）／マツダ 手島 様（左から3番目）／スズキ 内田 様（右から3番目）
また、当機構WEBサイトでは、「車載機器EMC試験“お役立ち資料ダウンロード”」ページにて、車載機器EMC試験に精通する当機構エキスパートによる資料を公開しています。ぜひご活用ください。
