アルゼンチン - 無線機器：低電力の無線機器に関する規格改定のお知らせ

2018年12月17日
一般財団法人日本品質保証機構

アルゼンチンにおける無線機器の規制当局であるENACOMは、2018年10月25日に以下の公告を発表しました。これに伴って、低電力無線機器（DBP: Dispositivos de Baja Potencia） に関する規則は改定発行されたドキュメント“Bandas de Frecuencias Atribuidas para ser utilizadas por los Dispositivos de Baja Potencia”（低電力デバイス用に使用される周波数帯域）および “Definiciones”（定義）に更新されます。

なお、今回の公告発表に先立ち、2018年8月に低電力無線装置の技術基準 ENACOM-Q2-60.14 V18.1（低電力無線機器）が承認されており、Resolution 507/2018 の発行と同時にENACOM Resolution No. 6,639 / 2017 は廃版となっています。

主な改定点は以下の通りです。

• 周波数帯域 314-316MHz for TPMS (Tire Pressure Monitoring System) 等の追加
• 433MHz帯域のspurious emission limitを200μV/m から 1830μV/mに変更

当機構は、アルゼンチンの無線規制（ENACOM）の他、安全規制（IRAM）等の認証の取得を申請代行サービスとしてサポートいたします。アルゼンチンに電気製品を輸出されている、あるいは今後輸出を計画されている事業者さまは、ぜひ当機構までお問い合わせください。

＜参考： アルゼンチン無線認証マーク＞

また、各国の認証取得をサポートする申請代行サービスのほか、製品安全試験、EMC試験、無線試験、環境・信頼性試験などの各種試験なども承っておりますので、ぜひご利用ください。