子どもたちの耳の健康を守るためには、正確な聴力検査が欠かせません。特に昨今では、イヤホンの長時間使用など、身近な生活習慣が聴力に影響を与える可能性も指摘されています。
学校保健安全法に基づく運用では、聴力検査に使用するオージオメータの正しい精度管理が求められており、当機構はこうした取り組みを支える、信頼性の高い校正サービスを行っています。
なぜオージオメーターの校正が必要か
難聴のサイン、見逃さないために
学校保健安全法に基づく運用では、「オージオメーターは定期的に校正を受けること」とされており、定められた周波数・音圧レベルに基づき、校正が必要とされています。校正を行わないと、正しい音の大きさが測れず、その結果として、難聴の兆しがある子どもを「正常」と誤って判断し、早期発見・対応の機会を失う恐れがあります。

校正しないリスク
誤った検査結果
校正をしていないと、オージオメータが出す音の大きさに誤差が生じる可能性があります。例えば、本来 20 dB の音を出すはずの設定で 30 dB の音が出てしまう、といったことが起こり、その結果、実際の聞こえ方とは異なる誤った検査結果になってしまう恐れがあります。
難聴の見逃し
誤った検査結果により、実際には難聴の兆しがある子どもを「正常」と判断してしまい、早期発見・早期対応の機会を失う恐れがあります。
子どもの学習・生活に影響
- 授業において先生の説明の聞き取りが難しく、学習内容の理解が遅れる可能性があります。
- 音声の認識が不十分だと、特に低学年では発音や語彙の習得に遅れが生じることがあります。
- 会話で聞き返しが増え、友達とのコミュニケーションにストレスを感じ、孤立や自信低下につながる恐れがあります。
- 授業や会話の内容を理解していないように見えても、実は「聞こえていないだけ」ということもあり、誤解が子どもの負担になることがあります。
JQAの強み
1.認定校正(JCSS校正)
当機構は、国の標準につながるトレーサビリティの確保された校正を行っています。
トレーサビリティとは、校正した値がどの標準につながるのかをたどれる仕組みを示します。
そのつながりが国家標準まで続くことで、客観的で信頼性の高い校正が可能になります。
また、オージオメータの認定校正はJIS規格に定められた手順に沿って実施され、
結果の確実さが担保されています。
2.確かな技術力
日本最大級の校正機関として、幅広い測定機器に対応できる設備や技術者を有しています。
また、JIS規格の制定・改正に多数の技術者を派遣しており、
国家標準と産業界をつなぐ役割も担っています。
3.豊富な校正実績
長年の経験と多数の実績を持ち、信頼性の高いサービスを提供しています。
4.全国対応
全国どこからでも校正を受け付けており、地域に関係なく同じ品質のサービスを提供します。
JCSS校正とは
国家標準にトレーサブルな信頼性の高い校正
JCSSとは、計量法に基づいて経済産業大臣に代わり独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)が校正機関を登録する制度です。校正機関は、品質システム・技術能力等についてNITEより定期的に審査されるため、信頼性の高い校正が可能です。当機構は、オージオメータの校正において国内で初めて※JCSS登録事業者となりました。JCSS登録事業者の行う校正結果は、計量トレーサビリティが確保されています。
※2009年12月登録
校正サービスについて
(校正の流れ・証明書サンプル)
校正の流れ

詳しい申し込み方法については、以下のページをご覧ください。
よくあるご質問は、以下のページをご覧ください。
校正証明書・合格証サンプル
下図をクリックすると、デジタル校正証明書・合格証のサンプルがダウンロード可能です。
- ※サンプルファイルのため、ページ全体にウォーターマーク(透かし)を入れたものを掲載しております。
- ※セキュリティ措置(eシール)の確認には、Adobe Acrobat (Reader等)をご利用ください。