校正証明書等のデジタル発行サービス

校正証明書等のデジタル発行サービスとは

従来“紙”で発行していた校正証明書等をPDF形式で発行するサービスです。
お客さまご自身でPDFの複製やカラー印刷、校正結果の電子データへの転記等が可能です。
また、単にPDF化するのではなく、セキュリティ面での課題を解決するため、発行元のなりすましや内容の改ざん防止等の措置を施しています。
このようなセキュリティ措置が施されたデジタル発行は、国内の校正サービス機関として非常に先進的な取り組みとなります。

※Adobe® Acrobat® Reader®はAdobe Systems Incorporated(アドビ システムズ社)の
米国またはその他の国における商標または登録商標です。
アドビ製品のスクリーンショットは、アドビの許可を得て転載しています。

メリット

アクセスの容易化

オンライン上にファイルを保管することで、必要なときにいつでもどこからでもアクセスできます。そのため、リモートワーク時でも、計測器使用現場からでも校正証明書等の閲覧が可能になります。

アクセスの容易性

利便性の向上

紙発行による証明書では転記作業に非常に手間がかかるほか、誤記が発生する等のヒューマンエラーのリスクもあります。しかし、デジタル発行であれば数値のコピー&ペーストが可能なため、素早く、ミスなく値を転記できます。

数値を選択し、コピー

Excel等に数値の貼り付けが可能

また、デジタル発行の場合、文書内容・ファイル検索機能にて必要な書類をすぐに見つけることが可能となり、探す時間を大幅に短縮できます。

赤枠の検索欄にPDF内の文字列(製造番号等)を入力することで検索が可能

紛失、破損リスクの低減

紙発行の場合、原本の紛失や破損のリスクがあるため慎重に管理する必要がありました。しかし、デジタル発行であれば、バックアップも容易で、保管場所も不要になるため、管理コストの低減につながります。

安心のセキュリティ

PDFに施す一般的なセキュリティ措置として、読み取り専用による保護や、編集ロックパスワードの設定による暗号化が挙げられます。しかしながらこれらの措置のみでは、万が一、改ざんが行われた場合、利用者はその痕跡すら検知できない状況になりかねません。当機構のセキュリティ措置(eシール)では、Adobe Acrobat(Reader等)で閲覧することによって、次の内容を確認できます。

なりすましの防止

PDF上で発行元を簡単に確認することができます。第三者機関による法人審査を経て、当機構のみに発行された、JQA名義のeシールを付与しているため、当機構以外の者が当該箇所の名称を記載・変更することはできません。これにより、悪意ある第三者の「なりすまし」による、校正証明書の偽造リスクを防止できます。

[署名パネル] をクリック

このPDFが確実にJQAから発行されていることを示しています。

改ざんの防止

PDF上で改ざんの有無を簡単に確認することができます。これにより、悪意ある第三者による校正証明書の改ざんリスクを防止できます。

[改ざんが行われていない]

[改ざんされた可能性がある]

紙発行による証明書との違い

ファイルの複製が可能

紙発行の場合と異なり、複製いただく際の制限はございません。ファイルをコピーすると、セキュリティ措置が維持された同一のPDFファイルが生成されますので、社内共有等にご利用ください。

カラー印刷が可能

紙発行ではカラーコピーを制限しておりましたが、デジタル発行による校正証明書等にはウォーターマーク(透かし)が入るため、カラーでの印刷が可能です。

印刷を行うと、赤枠部分にウォーターマーク(透かし)が入ります。

【ウォーターマークのイメージ】

※証明書サンプルを印刷していただくことで、お客さまご自身でもご確認いただけます。

お受け取り方法

デジタル発行の場合は、クラウドサービスを通じて校正証明書等をお客さまに送付いたします。詳細は「お申し込み/お受け取り 」をご参照ください。