JQA

国際性

International

基準には、
国境がない。
世界の先端を日本へ、
日本の代表として世界へ。
私たちのスタートは高度成長期を迎えようとする時代、日本発の電気製品が世界へ本格的に輸出され始めたころでした。今、「Made in Japan」と言えば、世界中の誰もがうなずく「高品質」の代名詞ですが、当時の日本製は”安かろう悪かろう”の象徴。そんな状況を変えようと生まれたのが、私たちJQA。民間企業とは一線を画し公正中立的な立場から、製品の品質を検査する第三者機関として生まれたのです。
そんな私たちの役割は今や、品質管理、品質保証の枠組みにとどまらず産業界に広がっています。例えば、計量計測の分野では、標準供給機関の立場で刻々と変化する世界の基準にいち早く対応し、モノづくりの現場に必要とされる計測標準を提供していくのです。もちろん、基準に関する国際会議の場にも積極的に参加し、各国と議論を交わします。さらに、今後の発展が期待されるロボット開発の分野でも、各国の進んだ技術や開発手法を日本にフィードバックするだけでなく、ロボットに関する国際的な規格やルール作りに参加し、将来の日本のチャンスを守り広げていく。私たちの役割はますます広がっているのです。
これから技術が進む国に、
安全の価値を伝えていく。
電気製品の安全管理の分野でも、海外とのかかわりは数多くあります。安全試験を行う私たちは、実際にメーカーのモノづくりの現場に立ち会うことがあります。そうした際にメーカーの生産拠点が海外であれば実際に現地の工場に赴き、製造ラインを確認し安全性を保証していくのです。また、今後、さらに発展が期待されるASEAN地域に対しては、電気製品への安全管理の考え方を広める活動も行っています。先進国である日本の安全の考え方を、身近なアジアの国々に広めて互いに高めあっていく。これも私たちならではの、貢献なのだと思います。

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