JQA

近年は、JQAにおいてもグローバルな競合関係を意識せざるを得なくなってきました。企業の海外進出や外資系企業の国内参入など、国境なきグローバルコンペティションの時代にあって、これからの時代をリードできるポジティブな人材を求めています。面接では、学生時代に何を考え、どのような行動を取ったか、を伺うことが多いです。即ち「主体性」ということでしょうか。例えば、サークルやゼミで自ら提案し、周囲を巻き込んで結果を出した、というような体験です。些細なことや失敗でも構いません。私たちが知りたいのは、自分の頭でどう考え、どのように行動したか、です。

また、実際の職場においては、仕事のほとんどはチームワークを必要とするものばかりです。新たな取り組みへのチャレンジ精神や専門性などは当然必要とされますが、チームにおける協調性やコミュニケーションも同様に求められます。周囲から信頼される人物であること、それは、同僚の信頼、上司の信頼、お客さまの信頼、社会の信頼を得られることにつながります。JQAは、職員一人ひとりの責任ある言動・行動によって社会からの信頼を得ているのです。

社会人として働いてみると、世の中は華やかな仕事ばかりでなく、コツコツと積み上げる地道な作業で成り立っていることを肌で感じると思います。けれど、素直でひたむきな気持ちを持っている人なら、着実に成長できるはずです。最初からすべてがうまく進むことはまずありませんが、「働く」ことの意義を意識してキャリアを重ねていけば、自身の仕事が世の中の役に立っている、という実感を必ず持てると思います。担当する業務については、自身の担当部分だけでなく、その業務に関する背景や理論を習得し、関連部署と人的ネットワークが構築できるようになっていただきたいと考えています。ただし、そのためには広い視野を持つための努力が必要です。そして、自らの情熱で周囲に火をつけるような存在、言い換えれば、周りの人の意欲を高める存在になっていただきたい。指示を待って行動するだけでなく、問題を解決するため自ら仕事を作り、周囲を巻き込んで取り組める人材になっていただきたいと思います。

説明会・選考会には、毎年多くの方々に参加いただいておりますが、JQAでは、すべての方とお話しできるよう、可能な限り多くの時間を割きたいと考えています。皆さまにお目にかかれる日を、JQA人事部一同お待ちしています。