JQA

Sho Tsuchiya
土屋 翔2008年 入構 安全電磁センター 試験部 試験2課

気づいている人は
少ない。
しかし、身近で
必要不可欠な仕事。

日々、新しいものが発売される電気製品。数年前では想像できなかった機能が増えているのに、なぜ誤作動などによる感電や事故などもなく、安全が守られ続けているのでしょうか。それは、海外や国内で決められたルールである規格に基づいて、第三者機関が試験をしているからなのをご存知でしたか。実は、その機関のひとつがJQA。身近な家電の裏側を見ると安全性を示すSマークの下に“JQA”と書かれているのも、このことからなのです。このSマークだけでなく、お客さまが望まれた規格による試験を行って、安全性を認めることを「認証」と言います。認証を取得していないと、せっかくつくった新製品を販売することも、輸出することも制限されてしまうのです。私は就職活動中、メーカーなども受けていましたが、この認証をはじめとするJQAの業務を知り、「社会の縁の下の力持ち」となる仕事だと感じたことが、入構の決め手となりました。そして、これまでにテレビやDVDプレイヤーといった、AV機器の試験業務を経験し、現在は家電と測定・分析機器を担当しています。

使われる状況を
想定できなければ、
安全は守れない。

私たちが行う認証のための試験は、ただ決められた項目を行うだけではなく、新製品や新機能についてメーカーが想定している使い方を超えて、生活シーンでどのように使われるかを想定して試験を行う必要もあります。例えば、モーターが内蔵されている製品であれば、モーター内部にホコリが入って過負荷状態となったときに、人がそばにいれば異常を感じて製品を止めることができます。しかし、人がいない場所での使用では事故につながるかもしれません。こうした使用状況に合わせ、試験の必要性を判断します。そのため、遠隔から無人で使用されることの有無なども含めて、メーカーに開発意図を伺うこともあります。また、先進的な技術を用いた製品は、国内または国際会議で規格の考え方や解釈について議論された内容も踏まえて、判断を行うことも。このような認証業務の面白みは、やはり世に出る前の新製品に触れて驚くことができること。そして、世に出た後に家電量販店などで自分が携わった製品を手にでき、自分の仕事を実感できることだと思っています。
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