2つ目は「センターの業務改善」です。これは、お客さまや周辺地域の方々ならびにJQA職員にとって、中部試験センターをより良いものにするという仕事です。この仕事のなかで一番印象に残っているのは、2021年春の新試験センターへの移転。これに伴い、私は入構1年目でしたが業務プロセスの再構築を任されました。事業拡大のために建設した新試験センターは旧試験センターと比べてとても広いため、お預かりした計測器をどこで管理すると効率が良いか。また、各部屋に分かれる職員がどのようにコミュニケーションを取れば円滑に業務が進むかなどを考えて、新プロセスを検討。正直、かなり大変でしたが、現在スムーズに業務が行われているのを見ると、期待にこたえられたと感じています。そんな私の今後の目標は、さらなる業務効率化の推進です。現状、紙ベースでの業務が残っており、まずはこの部分の電子化が必要。電子化できれば、業務の無駄や資源の無駄がなくなり、お客さまへのスピーディーなサービス提供や環境負荷の軽減につながります。しかし、ただ電子化するのがゴールではなく、私たちが扱う情報の特性から情報セキュリティの知識が必要だと感じて、今勉強をしているところです。まずはJQA内部の業務効率を高めることで、お客さまや社会全体により一層、貢献していきたいと考えています。