JQA

Akiyoshi Kamata
Akiyoshi Kamata2014年 入構 企画センター カスタマーリレーション部 企画課

ISOマネジメントシステム
について知ることを
誰かにとってのプラスに。

ISOマネジメントシステムは規格の種類も多くて内容も専門的であるため、理解するのが難しいと思われがちです。そこでJQAでは、ISOを活用してもらうために、さまざまな情報提供を行っています。それが私の仕事です。例えば、情報誌の発行。ISOを身近に感じてもらうために、ISOの教育講座を珍しく持つ九州の高等専門学校を取材し、「なぜ教えることにしたのか」などを記事にしました。また、ISO 9001やISO 14001などは取得するだけではなく、経営ツールとしてどのように活用するかが重要であるため、他社の成功活用事例をWebサイトやメールマガジンなどを通じて伝えています。さらに、直接お客さまの事業の存続に関わるような、ISOの改定情報を分かりやすく発信するのも私の役目。ISOはグローバルな規格であり、定期的に改定されます。特に産業固有のセクター規格に改定があったとき、例えば自動車部品メーカーはそれに準じてないと、自動車メーカーから取引を制限されることも。つまり、この改定を知らない自動車部品メーカーは大きな影響を受けることになるのです。そのため、新規格の情報を海外から得られ次第、すぐに分かりやすい補足などを加えて、お客さまへ情報提供を行っています。

未曾有の事態のなかで
お客さまへの影響を
最小限に。

これまでの仕事のなかで一番印象に残っているのは、ISO審査サービス停止への対応です。新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、私たちは2020年の4月から5月までISO審査を停止しました。30年近くこのサービスを提供してきたJQAにとって前代未聞の出来事。この対応のまとめ役に、私は抜擢されたのです。まず考えたのがお客さま視点に立つこと。審査停止がお客さまの事業運営に与える影響を最小限にすると同時に、心理面での不安も最小限に抑える対応を目指そうと、心に決めて行動を開始しました。まず営業部門、審査部門、審査員への教育を行う専属部署の管理職クラスの職員を交えた打ち合わせを行い、意見を集約。まだ誰もがリモートワークに慣れないなかで部署の垣根を超えて協業しながら、情報発信のための資料を作成。私が内容を見てお客さま視点が足りないと感じた部分は、専門部署に加筆や修正をお願いして…。なんとか数日で審査停止についてのFAQと再開後の審査情報などをWebサイト上に公開し、正念場を乗り切ることができたのです。こんな仕事を経験した私の今後の目標は、さらに充実した情報発信を行ってお客さまにJQAを利用して良かったと感じてもらうことです。そのために、JQA自体のことや新サービスなども伝えていきたいと考えています。
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