情報誌 ISO NETWORK Vol.22

[特集]これからのISO 9001を考える インタビュー ISO 9001次期改定

2015年改定に向けた検討始まる。

システム運用の結果を問う方向へ

ISO 9001の改定に向けた検討作業が進んでいる。利用者の声を聞く目的で昨年11月からISO/TC 176がホームページ上で実施したユーザー・サーベイの内容を見ると、大がかりな改定に踏み切りそうだ。現在の進行状況や改定の方向性などを、検討作業を担当する専門委員会に日本代表団の一員として参加するISO/TC 176/SC 2エキスパートの平林 良人氏(テクノファ代表取締役)にお聞きした。

平林 良人氏 ISO/TC 176/S C2エキスパート
ISO/TC 176/SC 2/TG 18日本委員
株式会社テクノファ 代表取締役
東京大学新領域創成科学研究科非常勤講師

Q&A

  • 改定に向けた検討作業の体制とスケジュールを教えてください。

  • 改定の方向性は、ある程度明らかになっているのですか。

  • ユーザー・サーベイで挙がっているリスクや重大性の大小などに応じて、要求事項に幅を持たせることも検討しているのですか。

  • ユーザーサーベイの内容からは、大きな改定になりそうと感じます。

  • ご自身はISO 9001の問題点や改定の方向性をどうお考えですか。

  • 最後に、ISO 9001を活用する組織に向けてアドバイスをいただけますか。