情報誌 ISO NETWORK Vol.22

[特集]これからのISO 9001を考える インタビュー ISO 9001の活用に関する注目される企業動向

2000年版の大きな改定から10年が経過し、ISO 9001マネジメントシステムを使っている多くの企業や組織は、それぞれの企業や組織の目的に合うように、ISO 9001に独自の工夫を加えて活用するようになっています。ISO 9001を経営に積極的に活用する企業や組織が増えるなか、いま審査機関として注目している新しい動きがあります。これらの注目される企業動向には、これからのISO 9001を考えるうえでヒントになることが含まれていると思われます。こうした新しい動きについて、JQAの審査部門の新しい責任者である審査事業センター所長の森廣義和に聞きました。理事 審査事業センター 所長 森廣義和

Q&A

  • 審査実務を担当する立場から、最近のISO 9001を活用している企業の気になる動きがあるそうですが。

  • このような動きの背景には何があるのでしょうか。

    とは言っても、そのような企業は数のうえからはそれほど多くはなく、大多数の企業は、ものづくりや製品品質のシステムを極めようとしているのではないでしょうか。
  • 他にも気になる動きはありますか。

  • 具体的にはどのようなことなのでしょうか。

  • メンバーズサイトで行った調査では、ISO 9001の次期改定に対して、規格の分かりやすさや他規格との整合性の向上を求める声とともに、大きな改定を望まないと回答された組織もありました。これをどのように思いますか。

  • JQAは規格改定について、どのような情報提供を予定していますか。

ISO 9001:2008は2015年より移行期間を設け、現在開発中(CD、DIS、FDIS等のステップを経る見込み)のISO 9001:2015(仮)へ移行される。(移行期間等は発表されていません)

ISO 9001の改定スケジュール(2011年~2015年)イメージ