国連グローバル・コンパクトに署名し、グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンに加入

2017年7月13日
一般財団法人日本品質保証機構

この度、当機構は国際社会の持続可能な成長を実現するための取り組みである国連グローバル・コンパクト(以下、UNGC)に署名し、7月6日付でグローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(以下、GCNJ)に加入(一般会員)いたしました。

UNGCは、各企業・団体が責任ある創造的なリーダーシップを発揮することによって、社会の良き一員として行動し、持続可能な成長を実現するための世界的な枠組み作りに参加する自発的な取り組みとして、2000年ニューヨークの国連本部で正式に発足しました。2017年6月の時点では約160ヵ国で1万2千を超える団体が署名しており、UNGCが定める「人権」「労働」「環境」「腐敗防止」の4分野・10原則を内外のステークホルダーに浸透させる活動を通して、「健全なグローバル化」「持続可能な社会」の実現に取り組んでいます。

またGCNJは、日本のローカルネットワークとして2003年12月に発足しました。2017年5月時点では244の企業・団体が加入し、国内のSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みを中心に、持続可能な発展を目指すプラットフォームとして活動しています。

当機構は、社会・経済のインフラストラクチャーである認証事業を通じて、安全・安心で豊かな社会づくりに貢献することを基本理念としています。この度のUNGC署名およびGCNJ加入により、UNGCが定める「人権」「労働」「環境」「腐敗防止」の4分野・10原則を支持し、公正・中立な第三者機関のフロントランナーとして世界水準のサービスでお客さまの発展と信頼を支えるトータルソリューションの提供を目指していくことで、持続可能な社会の構築に向け貢献してまいります。

国連グローバル・コンパクト10原則

人権 原則1 国際的に宣言されている人権の保護を支持、尊重する
原則2 自らが人権侵害に加担しないよう確保する
労働 原則3 結社の自由と団体交渉の権利の実効的な承認を支持する
原則4 あらゆる形態の強制労働の撤廃を支持する
原則5 児童労働の実効的な廃止を支持する
原則6 雇用と職業における差別の撤廃を支持する
環境 原則7 環境上の課題に対する予防原則的アプローチを支持する
原則8 環境に関するより大きな責任を率先して引き受ける
原則9 環境に優しい技術の開発と普及を奨励する
腐敗防止 原則10 強要や贈収賄を含むあらゆる形態の腐敗防止に取り組む