ISO 21001(教育組織)

概要

ISO 21001

教育組織のためのマネジメントシステム規格

ISO 21001は、2018年に新たに作成された国際規格です。ISO 21001は、非公式教育・訓練の学習サービスに限定されていたISO 29990を発展させて教育組織全般を対象にした、教育組織と学習者やその他の顧客との相互関係に焦点を当てて開発されたマネジメントシステム規格です。

対象組織

  • 教育組織全般を対象としたマネジメントシステム規格です。
  • 教育が主要な事業ではない企業内の教育部門、専門訓練部門などへの適用も可能です。
  • 教育関連の製品製造のみの組織には適用できません。(例:教科書出版社)

規格の特徴

  • ISO 21001は、ISO 9001の2015年版などと同様、共通テキスト(Annex SL)が採用されています。つまり他のISO規格との整合性・両立性があるため、すでにISO認証を取得している組織は比較的容易に構築することができます。
  • サービス規格として分割されたISO 29993:2017をISO 21001規格に加えて審査することが可能です。

規格要求事項

規格要求事項

規格の狙い

ISO 21001は、次の点を実現するための要求事項を定めています。

  • 教え、学び、研究することにより、力量の獲得と開発を支援する能力を実証する
  • 学習者、その他の受益者とスタッフの満足度の向上
  • システムの継続的改善

期待できる効果

  • 教育サービス業務の整理(見える化)
  • マネジメントシステムの運用により、提供する教育サービスの品質向上と継続的な改善
  • 顧客(受講者や参加者、企業の人事担当者など)からの信頼性向上
  • 競合他社との差別化、組織内での透明性の確保、従業員のモチベーションの向上 など

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