JFS-Cは、フードチェーン全体での食品安全確保のための取り組みを標準化し、自らの食品安全レベルを向上させることを目的として、一般財団法人 食品安全マネジメント協会(JFSM)が開発した日本発の食品安全マネジメントシステムの認証スキームです。
現場からの改善提案を活用する仕組みを導入することや、昨今問題視されている食品偽装を防止する対策が盛り込まれ、より日本の企業文化や食文化になじみやすい構成となっています。
本認証に用いる規格はJFSMが定めたJFS-C規格(セクター:C/K)であり、現在、次の5つのセクターが対象となっています。
【スキーム文書】
JFS-C規格文書 Ver.3.1
上記5つのセクター(CI~K)のうち、CI、CIII、CIVの3セクターが、GFSI(Global Food Safety Initiative)※よりベンチマーク規格として承認されています。
※GFSI(Global Food Safety Initiative):
食品関連企業が順守すべき安全基準を承認し、食品安全を確保する活動を行っている団体
JFS-C規格文書(セクター:CI、CII、CIII、CIV/K)は、次の三つから構成されています。