当機構では、保育所や高齢者施設、障害者施設などの福祉事業者が提供するサービスの質を、公正・中立な第三者機関が専門的・客観的な立場から総合的に評価し、公表する制度である「東京都福祉サービス第三者評価」の評価サービスを提供しております。
企業主導型保育施設※を提供する「府中さくら通り保育園」様に対し、東京都福祉サービス第三者評価に基づく評価を実施し、受審証を発行いたしました。受審された感想や今後の取り組みについて、園長の桑山 徳子様に伺いました。
※企業主導型保育施設：
従業員の多様な働き方に応じた保育を提供する企業等を支援するとともに、待機児童対策に貢献することを目的として、事業主拠出金を財源として設置された保育所。2016年度に創設された。
開園から「子どもたちのために」を心にとめ、保育の土台づくりから走り続けて５年目となりました。今まで積み上げてきたことが評価として実感できたことは、よかったと思います。保護者の皆さま、職員全員の意見は大変心強く、家庭的保育の振り返りとなる大きな節目となりました。
府中さくら通り保育園園長
桑山 徳子様
府中さくら通り保育園園長
桑山 徳子様
訪問調査の話し合いのなかで、園づくりの話題に触れることがありました。保育のニーズの多様化、子育て支援など保護者の方々の取り巻く環境に寄り添い、職員全員が一丸となり、「学び」を持ち続けることの大切さを再認識させていただく時間となりました。園運営についても、JQA評価者の方々の幅広い目線でのお言葉や配慮により、園の良いところを引き出していただきました。
年度の振り返りや、日々の振り返りを通して、手順・マニュアルの見直しを行います。リスクマネジメントの取り組みにおける「事業継続計画（BCP）」については、今後策定が求められるので、本社と協議しながら体制づくりをしていきます。また、保育、子育て、地域交流を通してのコミュニティの場をつくっていきます。
2017年12月1日開設。定員12名の小規模保育園の良さを活かし、家庭的保育の保育環境を整えています。大切なお子さま一人ひとりのペースをもとに心地よい環境をつくり、時間を共有しながら信頼関係を深め、安心できるお家（保育園）づくりをしています。 「子どもたちのために」を合言葉に、保育・教育の大切さを地域の方々と共有しながら発信していきます。子育てニーズの多様化、子育て支援など保護者の方々の取り巻く環境に寄り添い、一緒に考え、悩みをともにし、明るい未来ある子どもたちのためにご家族との絆を深められる園であり続けたいと思っています。
